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2003 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

9.20(土) 15:06 J LEAGUE DIVISION1 2ndステージ第6節

ジェフユナイテッド千葉

市原

1-1
1前 半0
0後 半1
柏レイソル

市原臨海競技場

試合終了

HEADCOACH

オシム監 督

特に感想はないが……。非常にいいにくいが、今までで一番悪い。この次の試合でどうなるかといったところだが、ジェフが上に行くために、まだまだ熟していないところを見せてしまったゲームだ。もちろん、対戦相手はいいプレーをした。それに、ウチは終了間際までリードしていたが、決していいプレーをしていたわけではない。90分の中で、ほとんどチャンスを作れなかった。ゴールにシュートすら打てなかった。プレーすることや、結果を残すことに恐れをなしてしまっている。1-0でリードしたあと、守りに入った。2点目を取りに行かずに守りに入ったのは、本当に残念でならない。レイソルにもチャンスがなかったとはいえ、出た結果は正しいものになった。相手にボールを回させて、センタリングを上げさせていたのでは、この結果も仕方がない。チーム全体としての出来も悪かったが、2~3人、最悪のプレーをした。なぜなのかを追求していかないといけない。観客やいろいろな人に申し訳ない。失点しなければよかったが、結果として罰のゴールだったといえるだろう。

─── 首位に対するプレッシャーか。

今回に始まったことじゃない。これまで5回も6回も経験している。いつか心理療法を受けたほうがいいといったが、やはり頭の中の問題ということ。本当はいいたくないが、これ以上、上達しない選手がいるのかもしれない。もちろん、頑張っているのは認める。しかし、身体的なものや走力ではなく、個人的な技術の問題。例えば、サッカーとは1対1の場面で打開していかなければならないものだ。結果は残念ではないし、いずれゴールを入れられるのはわかっていた。FC東京戦で逆のことをやった。人生においては、やったことが返ってくるもの。そういう意味で、やられた側の心理を学んでいれば、今日の敗戦はなかったといえるかもしれない。やられた側のミスを学んでいないのが残念だ。自分のミスばかりではなく、相手のミスからも学ばなければならない。

大柴 克友FW 9

前半に点を入れることができたのはよかったが、もっとチャンスを作らないといけないし、もっとボールを回さないといけない。単調な攻撃が多かった。天候が悪くグラウンドがスリッピーだったということも、つなげない理由につながったかもしれない。もっとみんなで動いて回さないといけない。

中西 永輔DF 2

今日は何もできなかった。退場の件もあり非常に責任を感じている。ディフェンス面では、前から課題としていた相手の2列目からの攻撃に対してうまく対応てきていない部分があるし、相手もウチのチームを非常に研究してきているなと感じる。それだけに、自分たちはもっと頑張らなければいけないし、次のゲームは切り替えて試合に臨みたい。

巻 誠一郎FW 18

出場するときには、小倉コーチから『しっかりと競って近くにボールを落とすように』と、いつもどおりの指示があった。ターゲットマンになれればと思っていたが、個人的には前節の試合ほどプレーできなかった。もっとゴール前で粘ることができたら……。今後も頑張るしかない。

佐藤 勇人MF 14

後半に入って守備的になってしまった。個人的には2点目を取りにいくべきだと思ったが……。自分たちでバタバタしてしまった部分があった。サポーターも今日の試合では納得してないと思う。もう一度、課題を見直していきたい。

坂本 將貴MF 23

後半に入ってディフェンス重視といわれたわけでもないし、そう思ってもいなかったが、結果的に受け身になってしまった。相手のセンターバックが前に出てくるようになって、マークがずれてしまった。中盤にスペースができてしまう部分もあり、状況によってはFWが少し下がるという戦いもしていかないといけない。

羽生 直剛MF 22

ゴールはラッキーだった。問題は、その前にあったチャンスを決められなかった点、(佐藤)勇人とのアイコンタクトもうまくいっていたし、絶好のチャンスだったのに……。ああいった場面で決められないから、今日のように勝ちきれない結果になってしまう。前半はここ何試合かの中でいい戦いができたと思うが、個人的にはミスも多くダメ。チームとしてはつなぐサッカーをやりたいのに、雨もあってロングボールが多くなりすぎてしまった。