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2004 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

9.19(日) 15:34 J LEAGUE DIVISION1 2ndステージ第5節

ジェフユナイテッド千葉

市原

0-3
0前 半2
0後 半1
セレッソ大阪

C大阪

長居スタジアム

試合終了

HEADCOACH

オシム監 督

やったとおりの結果が出たなという感じ。試合とは勝ちたいと強く思ったほうが勝つものだ。もちろんジェフも勝ちたいと思っていたが、その思う方法が間違っていた。ウチはチャンスを作ったがモノにできなかった。サッカーはとにかく賢く正確にやったほうが勝つ。皆さんは大久保がすごかったという書き方をすると思うが、彼にしても他の選手がいるからこそ、あれだけのプレーができる。大久保の代わりに走っている選手、戦っている選手がいて彼が生きるのだ。ただ、あのような選手がチームにいるというのは、すごく助かるものではあるけどね。

─── クロスボールには十分に対応していたと思うが、なぜ、大久保選手がボールを受けて反転した瞬間にスペースが空いていたのか。

それはシュートを打たせてしまったウチの選手に聞いてくれ。もちろん私はあのようなシュートを打たせるなといってきた。ただ、ああいう選手をコントロールするのは難しいこと。それに、彼にあのようなプレーをされるのは知っていたが、わかっていても止められる選手がウチにいなかったのも事実だ。さらに、大久保自身が以前よりもいいプレーをしていると思う。今日のようなプレーを続けられれば、彼にとってもチームにとってもいいことではないか。ただ、いろいろなことがうまくいく日、いかない日がある。今日は彼にとってはうまくいく日だったのだろう。

─── 今シーズン初めて完封されたが、チャンスをものにできなかったことが原因か。

なぜ点を取れなかったかというと、セレッソにはちゃんとGKがいてDFがいたから。とにかくゴールとは、「入れたい」という思いがあって入るもの。そして、セレッソはゴールが入るだろうというチャンスをしっかり作っていた。逆に、ジェフはそういうチャンスさえ作れていなかった。ウチもきれいにボールを回していたかもしれないが、それはラールクラールと呼ばれる芸術家がおこす芸術。効率のいいプレーではなく芸術的なものをしてしまったが、サッカーとはそれだけでは成り立たない。今、世界中で効率的なプレーが大事になってきている。セレッソは今日、効率的なプレーをした。ウチはもっとできると思ったが……。それが残念でならない。のは残念。とにかくセレッソにおめでとうといいたい。私にとって疑問は、なぜセレッソが下位で争っているのかということ。もっと上にいけるはずだし、上にいけば落ち着いたプレーもできるだろう。逆にウチは、今後下にいかないように頑張るだけ。

工藤 浩平MF 20

勝てなかったのですごく残念。自分の中でも決定機を外して、チーム全体を見ても決めるべきところで決められなかった。しかも、3点とられてしまった。すごく悔いが残る試合でした。時間はないが修正すべき点を直し、次は勝ちたい。

中島 浩司MF 15

前半のウチのリズムがよかったときに先制していれば、違った展開になったはず。ただ、ルーズボールに対する寄せなど、局面で後手に回ってしまった。ウチのサッカーは、そういうところで相手にどれだけやらせないかがポイント。それができなかったら勝ちは拾えない。気持ちを切り替えて次に臨みたい。

茶野 隆行DF 4

結果は完敗だし、内容的にも連動的な動きや中盤から味方を追い越す動きが全然なかった。そういう意味で苦しくなり、足元での簡単なつなぎしかなかった。これ以上の悪い日はないと思って、また一から出直したい。