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2004 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

11.20(土) 14:02 J LEAGUE DIVISION1 2ndステージ第13節

ジェフユナイテッド千葉

市原

5-1
3前 半1
2後 半0
ヴィッセル神戸

神戸

市原臨海競技場

試合終了

HEADCOACH

オシム監 督

結果として点が入りすぎ。5点も取るほど、ウチは相手よりいいチームではない。最初の2点とヴィッセルの1点は運によるもの。2-1のままだったらどっちが勝ってもおかしくなかったが、運よく3点目を取ることができた。あれはきれいなゴールだった。後半はヴィッセルがリスクを冒して攻めてきたが、それを逆手にとった。要田(4点目)のゴールは、個人技を生かした得点だった。そのあとは落ち着いた試合になったが、ウチはベテランが緊張したプレーでミスを犯している。その辺が今後の修正点。

─── リーグ優勝がなくなり天皇杯の負けもあったが、どういう形でモチベーションを上げたのか。

まずいいたいのは、ウチが優勝を狙えるチームだとは思わないし、少なくとも私は狙っていなかった。別に夢を見るのは構わないけどね。どういう形で上げた? 答えは簡単で、モチベーションを持っている人間を起用するだけだ。確かにケガ人が出たことでチャンスをつかんだ面もあるが、要田や芳賀、あるいは若手選手が、今、モチベーションを持たなくてどうするのか。そういったチャンスを生かさない人間なら、サッカーをやめたほうがいい。

─── 天皇杯で負けたことで去就が新聞等を賑わせたが、改めてうかがいたい。

私は風見鶏ではないし、コロコロ考えを変える人間でもない。チームも勝ったり負けたりしているが、その中でも自分の考えを変えてきたことはない。もちろん、第三者にいわれても考えを変えることはないが、実際、私自身の中ではまだ思案中なのだ。チームは成長したが、プレッシャーの中での試合になると、なかなか勝つことができない。そこには選手の質などの問題も絡んでくる。記者の皆さんには興味深い話題でしょうが、とにかくピリオドもあるものと思っているのは確か。だれが残るか残らないかはわからないが、クラブや選手、サポーターの皆さんにも聞いてみてください。

そのクラブや選手、あるいはサポーターのすべてが、来季も監督を続けることを望んでいるとしたら。

そこが問題なのだ。ウチは勝ったり負けたりしているチームだが、その中で心臓が持つかどうかわからないのだよ(笑)。とにかくヨーロッパで死ぬか日本で死ぬか、まだ決めていない。

坂本 將貴MF 2

5点を取ったのはよかったが、2点リードした直後に1点を返されたのは簡単なミス。ああいった大事な場面が今日は響かなかったからいいが、もっと上のチームと対戦したときには必ずそこを突かれてしまう。もっとしっかりと対応できるようにならないといけない。2位獲得へ向けて残り2試合、全力で頑張ります。

巻 誠一郎FW 18

水曜日に久しぶりに練習試合に出て、ようやくコンディションが上がってきた。要田さんがボールをキープしてくれるのでプレーしやすかった。残り2試合、全力で頑張ります。

水野 晃樹MF 29

初ゴール? 自分がゴールを挙げた試合でチームが勝てたのがうれしい。カズさんにゴールを許して一度は雰囲気が悪くなったけど、その後盛り返すことができた。残り2試合、最後まで気を緩めず勝利を目指して頑張ります。

芳賀 博信MF 35

緊張はしなかったが、体が緊張していたのかもしれない。足がすぐに張ってしまいました(笑)。それはともかく、5点目をアシストしたのは悪くなかったが、もっともっとゴールに絡んでいかないといけない。今までは応援を聞くほうでしたが、もっともっとサポーターの皆さんに応援してもらえるように頑張ります。

要田 勇一FW 37

親も兵庫から車で来ていたし、とにかく相手がヴィッセルだったので何かできたらと思っていた。天皇杯も負けていたので何とか勝ちたかったが、点を取って結果もついてきたので、本当にうれしい。ゴールシーン? うまいこと相手を抜けたので、あとは思い切り蹴りました。これからもチャンスがあれば、ぜひスタメンで出場したい。頑張ります。