TOP TEAM選手・試合情報

2006 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

4.8(土) 15:02 J LEAGUE DIVISION1 第7節

ジェフユナイテッド千葉

市原

2-1
2前 半1
0後 半0
セレッソ大阪

C大阪

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

オシム監 督

(司会者に「今日の感想をお願いします」といわれ)いわれなくてもやるよ。(この記者会見は)義務なんでしょ(笑)。今日は記者の皆さんが少ないので、あまり重要な試合ではないんでしょうね。でも、これから興味深くなっていくかもしれない。両チームともよかったと思うし、人生とはそういうものだ。内容的にはジェフが勝利を収める試合だった。全体的にオフェンシブで、早めにリードもした。しかし、その後に失点。ウチにとって、いまさら不思議なことではない。

終了前にウチが試合を決定づけることができた半面、いつセレッソが得点を挙げてもおかしくはない。セレッソはそれだけの実力を持っているし、ウチは相手のゴールのために準備しなければならないこともある。相手に怖がり、味方に怖がることもある。両方の用意が必要だということだ。
 最後に、セレッソが勝利を重ねることを祈っている。このような状況に陥るのは、どのチームにもあること。一つ二つ勝てば、間違いない上位にくるでしょう。

─── クルプニコビッチがフィットしてきたように見えるが。

彼がどのようなプレーをできたかは、あらためて話すことにしよう。90分間プレーできたのは、彼にとってもよかったと思う。ただ、彼にはもっと要求したいことがある。今日はそれぐらいにしておこう。

─── 終始攻撃的な姿勢を見せたが、勇気を持って戦うことができたからか。

ウチのスタメンを見れば、その時点でオフェンシブに戦うということが分かるはず。逆に、今日のメンバーでディフェンスに回ってしまったら、きっと3、4失点していたに違いない。もちろん、リスクはあるだろう。ただ、結果は出た。2回目もうまくいくとは限らないけどね(笑)。

─── セレッソが柿本を出してきた時点で水本を投入したが、交代したのは山岸だった。水野という考えもあったのか。

当然、皆さんには見えてこない部分もある。山岸は足を負傷していて、完全にケガをしないように代えた。本人からもサインがあった。マリオ(・ハース)は何もいわずにグラウンドから出ていったけどね(笑)。

羽生 直剛MF 22

まず結果を残したかったので、勝つことができてホッとしている。1ゴール1アシスト? それはたまたまだけど、チーム全体でいいゲームの入り方をしたのがよかった。クルプニコビッチがボールを持つといいパスが出てくる。得点のシーンはそれを信じて走り出し、実際にパスが来た。まだ2勝しかしていないけど、もっといいゲームを披露し、勝ち点を重ねていきたい。これからもジェフらしいサッカーを見せたい。

坂本 將貴MF 2

今日はやることが徹底されていた。ウチらしいサッカーができたと思う。個人的には昨日、昨シーズンのジュビロ磐田戦をビデオで見た。いいときの試合を思い出し、やはり最初から攻撃的にいかなければならないと思っていた。ただ、早い段階の2得点はよかったが、直後の失点は相変わらずの課題。リードしているときの戦い方を、もっともっと徹底しなければならないと思う。

山岸 智MF 16

リーグ戦で勝てない試合が続いていたので、率直に勝つことができてよかった。これまでアシスト役が多かったが、その間も得点という部分は意識していた。そういう意味で少しトラップが大きくなってしまったけど、相手に競り勝って奪った今日のゴールはうれしい。個人的には、試合を重ねるごとに自信がついていっている。もっとできるんじゃないかという欲も出ている。足はケガというより張っている状態。大事に至る前に交代するということで、ハーフタイムの時点で決まっていました。

立石 智紀GK 1

前半の早い時間帯に得点できたのが大きかったが、失点する少し前からリズムがおかしかった。そこが相変わらず課題だし、きちんと守れるようにしないといけない。ただ、開幕から何試合か悪い状態が続いたが、選手の意識も変わりチームはいい方向に向かっている。動きの面では昨シーズンのレベルに戻りつつあるので、あとはパスの精度などの問題を解決していかなければならないし、さらに昨シーズンよりレベルを上げていくことが必要。