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2006 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

7.26(水) 19:04 J LEAGUE DIVISION1 第15節

ジェフユナイテッド千葉

市原

2-1
0前 半1
2後 半0
京都パープルサンガ

京都

京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場

試合終了

HEADCOACH

アマル オシム監 督

唯一コメントできるのは、サンガのほうがいっぱい点を取るチャンスを作った。ただ、試合に勝ったのはうちだったということ。サンガは5、6点分のチャンスを作ったが、立石がよく止めたと思う。そして、逆に、うちは少ないチャンスで2点を取った。最後に2点目を取ることができたということだ。そのようにしか、今日はコメントできない。

─── 後半最初から水本選手を入れたのは、ディフェンスに問題があると考えたからですか?

相手のFWを抑えるということだけではない。水本をパウリーニョにつけて、さらに、阿部を一つ押し上げた。前半は16番(斉藤)、18番(米田)に対して、うちは3人の中盤がいたのに、3人でもつききれなかった。そこで、阿部を1枚上げて、前からプレッシャーをかけさせた。

─── 手を打って、効果はありましたか?

結果的に0-1で負けるのではなく、2-1で勝ったということは、機能したともいえるだろう。うちは90分間攻めに徹して、前へ前へとボールを送っていたので、結果的に2-1で勝ったのは意味のあること。それにしても、サンガは前回に比べてさらにいいプレーをしていた。逆にうちは、ガンバ戦では内容のいい試合をしたのに試合には負けたが、今日はその逆の形になった。

─── 今日の巻を見てどう思ったか。

今日の試合でいえば、巻が2点取って2-1で勝ったのだから、それ以上のコメントはない。それがすべてだろう。

─── 湿度はチームパフォーマンスに影響があったか。

もちろん、京都の湿度によってプレーに影響はあったと思う。ただ、サンガの選手にとっても同じ。そして、湿度によってのコンディションの問題ではなく、サンガというチームが前回よりすごくいいプレーをしていた。そして、オープンなスペースが空いて、お互いに打ち合いの試合になったということだ。

─── 勝ち点3を取ったにもかかわらず暗い表情なのはなぜか。

正直にいって、普通にみれば、ジェフはサンガよりいいチームだ。ただ、今日の試合はサンガのほうがジェフよりいい試合をしていた。そして、チャンスも多く作った。だから、この状態では私は満足していない。それでも、今日の夜は眠れると思う(笑)。一度眠って、明日また、もう一度試合を見て分析したい。

─── 水野選手投入時の具体的な指示は?

もし、できるなら、いまから3点とってこいといいました。ま、1点も取りませんでしたけどね。

水本 裕貴DF 4

後半開始からの出場だったが、アマル監督に言われたのは、“パウリーニョにしっかりとつけ”ということだった。ボクを信頼して出してくれているので、もっとしっかりと抑えたかったが、振り切られた部分もあったし、シュートも打たれたので反省点は多いです。ピンチが何回もあったので。ただ、プラスに考えれば、自分が入って逆転できたということ。攻撃面ではビルドアップも必要だけど、出したあとには必ず戻らないといけない。今後はそういった面にもさらに気をつけていきたい。

佐藤 勇人MF 7

今日は全然ダメだった。自分たちらしいサッカーが全然できなかった。シュートが入らない。バーに当たったシュートは入ったと思ったのだけど……。サンフレッチェ戦でもそうだったが、立ち上がりがよくなかった。ボールは回しているけれど、相手のディフェンスの前でのこと。そこからミスを恐れてしまい、リスクを冒すことができなかったのは課題。最後、ギリギリのところで勝ち点3をゲットできたのは大きい。引分で終わるのと、勝ち点3はまったく違う。次は、しっかりと戦えるように頑張りたい。

巻 誠一郎FW 18

なかなか自分たちの思うようなリズムで戦うことができていなかったので、チャンスは少ないと思っていた。その少ないチャンスをモノにしようと集中していた。個人的に、90分を通してのプレーとしてはあまりいいプレーとはいえないような状態が続いているので、その中でチームを助ける2ゴールが取れたのはよかったが、本当に内容としてはイマイチ。ゴールに関してはボクらしくていいゴールでよかったと思うが、もう少しプレーの内容を上げていきたい。