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2006 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

9.9(土) 19:04 J LEAGUE DIVISION1 第22節

ジェフユナイテッド千葉

市原

1-3
1前 半1
0後 半2
清水エスパルス

清水

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

アマル オシム監 督

今日、ウチに勝ったのは、ものすごくいいチームだ。体力的にも戦術的にも、いろいろな面ですごく準備されている。今日はウチに対応するだけの部分がなかったということ。内容的にもエスパルスが勝っていて、それが結果としても出た。ウチの場合、100パーセント試合で力を発揮できる選手が、さらに試合で100パーセントの力を発揮しないと、今日のような強い相手に対して対応できない。

─── 100パーセントの力を発揮できなかったのは、ナビスコカップ準決勝や日本代表の影響か。

日本代表選手が疲れているのは当然だろうが、ナビスコカップは1週間前の試合なので、それほど関係ない。ただ、佐藤がケガから復帰したばかりで、まだ100パーセントのコンディションではないという問題も抱えている。そういう部分を含め、今日は100パーセントの力を試合で発揮できなかった。しかし、今日の一番の問題は、対戦相手があれだけのいいチームだったという点にある。たとえウチが100パーセントの力を出せなくても、他のチームなら勝てていたかもしれない。ただ、エスパルスは最近好調だし、今日も自分たちの力を発揮してきた。

─── 日本代表3人のうち、スタメンで出た選手と出ない選手がいたが、コンディションの問題なのか、戦術的な理由か。

阿部が先発で出たことについては、イリアン(ストヤノフ)が出場停止だったため。もし、イリアンが今日の試合に出ることができていたなら、コンディション的な問題から阿部を先発で使わなかっただろう。リベロとしてプレーする選手がいなかったから、阿部を先発で起用した。とにかく試合が多すぎて、特に日本代表選手は疲れている。今日も試合で使うのは難しいだろうと考えていた。

─── ホームで勝てないことがプレッシャーになっていることはあるか。

プレッシャーを感じているかどうかは、選手に聞いてみないと分からないが、おそらく感じているだろう。ただ、スケジュール的にも運がないといえる。実際にこのホーム5試合に関し、ウチが戦ってきたのは上位5チームに入るような相手ばかり。その中で今日に関していうと、1-1の時点までは互いにチャンスがあり、どっちが勝ってもおかしくなかった。しかし、審判のミスもあった。ペナルティエリアの外で手を使ったが流されてしまった。あれがハンドかどうかは別にしても、こういったちょっとしたことがかみ合わない。ウチはホームであろうがアウエーであろうが、同じように1週間練習し、戦術面を確認して準備をしている。ただ、同じことをやってホームで勝てないのは、何かがあるのかもしれない。実際にいえるのは、ホームでやるときに細かい部分でかみ合わないということで、それが一番の問題だと思っている。

岡本 昌弘GK 30

早い段階で点が入ってしまってショックだった。長い時間、無失点で抑えたかったが……。ビデオをしっかりと見て、失点しないように最善の策を考えます。もっとボールに触れるようにしたい。課題はたくさんあります。失点は最終的にはGKの責任。失点してはダメ。それを肝に銘じて、今後も戦います。

羽生 直剛MF 22

一人ひとりが走りたいと思っているし、どうにかしたいとも思っている。しかし、その思いがつながっていない。同じイメージで動くことができないでいる。攻守のバランスも悪い。人と人との距離が遠く、守備に入ったときのカバーリング、攻撃に移った際のサポートが遅れている。疲れはあるがそうもいってられない。とにかく、いい戦いができるように頑張る。

水本 裕貴DF 4

今日も早い時間に失点してしまった。出だしが悪かった。すぐに同点に追いつくことができたが、自分を含めて今度は勝ち越しゴールを奪うことができなかった。それが結果につながった。いつも立ち上がりに失点しないように、気をつけているんだけど……。それがうまくできなかった。

坂本 將貴MF 2

ミドルシュートからやられてしまった。前回のフロンターレ戦でもやられていたので、そこには十分に注意しなければならなかったが……。リスクを考えたわけではない。頭を使いながらもっとプレーしなければならない。

ハースFW 10

GKと1対1の場面はハンドだと思うが、審判がそう判断しなかったので仕方がない。1点リードされている状態で同点に追いつくチャンスはあったが、決められなかった。とにかく、ホームでも勝てるように頑張る。