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2006 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

10.14(土) 15:04 J LEAGUE DIVISION1 第27節

ジェフユナイテッド千葉

市原

4-0
2前 半0
2後 半0
鹿島アントラーズ

鹿島

県立カシマサッカースタジアム

試合終了

HEADCOACH

アマル オシム監 督

このようなチームに4-0で、しかもアウエーで勝つことができて、正直、コメントに困っています。4-0で勝つほど、ウチがいい試合をしたわけではありません。チャンスだったとき、そしてチャンスでなかったときの両方でゴールを決めることができたため、楽に戦えました。このような試合は、年に1、2回しかありません。すべて必要なタイミングで起こったことであり、だからやりやすかったわけです。

─── ハットトリックを決めた阿部に関して、監督は守備面を期待していたと思うが。

まず、ディフェシブな部分では最高のプレーをしました。彼の課題はディフェンスです。そこから攻撃して何かを成し遂げられれば、それはプラスの部分になります。そういう意味でストッパーが3点を取ったわけですから、何もいうことはありません。毎回こうはいかないでしょうけどね。

─── 確かにスコアほど圧勝ではなかったと思うが、今日のゲームがナビスコカップ決勝に与える影響は。

まず、今日が11月3日でなかったのが残念です。それだけです。

─── 今日を含めて、巻のプレーをどうみているか。

(日本代表の試合を)テレビで見ましたが、インド戦はあまりよくなかったというか、まあまあの出来だったと思います。でも、今日はすごくよかったし、走りの量が多かった。巻のように動いてくれれば相手はディフェンス面で苦労するし、ウチの選手は楽になります。それに4-0で勝ったのですから、誰かがよくなかったというのは難しいものです。

─── 強行日程の中、日本代表勢が全員先発出場だったが。

まず、ウチは150人も選手がいるチームではありません。いつも14~15人の中からスタメンが選ばれます。しかも、今日は二人の選手が出場停止でした。そういう意味で、今のベストメンバーを選んだだけです。ただ、日本代表勢はよく走っていました。そこに問題はありませんでした。そして、日本代表勢が点を取ったということです。

中島 浩司MF 15

みんなで高くラインを保って試合を進めようと話していた。簡単に点が入ったので試合をうまく進められたし、しっかりプレッシャーをかけることができたが、内容的には攻撃の部分でよくないところもあった。向こうは点差が開いてから交代枠を使ってこなかったし、ナビスコカップの決勝に向けて参考になったとはいえないですね。

水本 裕貴DF 4

阿部さんがうまく決めてくれたので楽に戦うことができた。特に、今日は前の選手が頑張ってくれたと思う。多少疲れはあったけれど、相手には関係ない。90分集中して戦うことに専念した。

山岸 智MF 16

早い時間帯に得点できたので、比較的楽な展開だった。チームとしては引き気味の位置から組み立てていこうと話していたが、すごくいいディフェンスができたと思う。僕のゴール? 巻さんが相手ディフェンスをひきつけてくれました。

坂本 將貴MF 2

結果は申し分ないが、まだまだやることはある。でも、今日はみんなが90分集中していた。相手は一人で打開してくるタイプがいないので、まずはパスの出どころをつぶそうと考えていた。でも、出し手をフリーにさせた場面では、やっぱり裏を突かれる。そこを反省しないといけない。

阿部 勇樹MF 6

無失点はいいことだが、いつゴールを割られてもおかしくなかった。やってきたことは出せたと思うが、危ないシーンを作らせてしまったのは課題。勝つには勝ったが、まだまだやることはある。ハットトリック? プロになる前もありませんが、それよりチームが勝てたことのほうがうれしい。連敗しなくてよかった。