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2007 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

3.25(日) 16:01 J LEAGUE YAMAZAKI NABISCO CUP 第2節

ジェフユナイテッド千葉

市原

2-1
1前 半1
1後 半0
サンフレッチェ広島

広島

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

アマル オシム監 督

両チーム、最後は攻撃的になった。普段はこうならないもので、そのため最初から最後まで難しいゲームになった。ウチガ勝ったわけだが、引き分けでもおかしくなかったといえる。

─── 前後半で試合内容に差があったが。

ゲームとは得点によって流れが変わるもの。例えば、前半は0-1でウチが負けている時間が続き、そのような前半だったといえる。逆に、後半は2-1の時間帯が続き、その結果にともなった内容だったといえるだろう。

─── 勝っている状況で巻を投入した理由は。

勝っているときにFWを入れてはいけないのか。

─── そうではないが、監督自身の考えとして教えてほしい。

今日のゲームで、ウチのベンチは経験が少ない選手ばかりだった。もし、中盤でいい選手がいれば、1トップにして中盤を厚くする選択肢もあるだろうが、今日はあのような形になった。ときには、前からのほうがプレッシャーをかけられるものだし、サンフレッチェは後ろからつないでくるチームでもある。それぞれの監督によって、考え方はあるだろう。7、8人で守ったり、前線からのプレッシャーを選択する方法もある。ただ、ウチの場合、今日は選択肢がなかった。

─── 昨シーズンもベストメンバーが組めずに苦労していたが、その中で今日勝ったのは大きいと思うが。

実際、試合に出て行ける選手が20人いればいいが、ウチは14から15人。そして、何人かが代表で抜け、あるいは何人かをケガで欠いたなかで、確かにウチにとっては大きいといえる。ただ、サンフレッチェもメンバーは代わっていたし、普段とは違うゲームだったといえるだろう。

羽生 直剛MF 22

この勝利をリーグ戦にいかにつなげるかが大事。課題としては失点したこと。決して悪い状況ではないけれど、あっさりと失点する。そういった失点はネガティブになりやすいので、チームとしての一番の改善点だと思う。攻撃面でも点は取れるようになってきているが、それでも、いい状態のときの、ボールも人が動くという状況がまだできていない。もっとその部分を意識してプレーしたい。

工藤 浩平MF 20

ゴールは、その前のシュートシーンがヴィッセル神戸とのゲームの得点シーンと同じようなシチュエーションなので思い切り打つことができた。残念ながら入らなかったが、その後(新居)辰さんが粘ってくれてボクのゴールにつながったと思う。ラッキーでした。勝ったのはいいが、立ち上がりのボールの取られかたが悪かった部分とか、逆転してからの戦い方は修正点。ヴィッセル戦でもそうだったように、リードを奪ってからは攻められっぱなし。もう少し、落ち着いてボールを回していきたい。

池田 昇平DF 14

自分が試合に出られるチャンスは決して多くはない。与えられたチャンスは逃さないようにしようとプレーした。まずはチームが勝てたことが一番。ちばぎんカップでは自分のプレーとしてはそこそこできたが勝てなかったので悔しかった。今日の試合は、前半は自分らしさをだせたと思うが、後半は少しばててしまい、思うようにできなかった。もっと球際で厳しいプレーをしたかった。

巻 誠一郎FW 18

ナビスコカップ2連勝といってもまだ予選リーグの2試合を終わっただけ。ただ、この連勝でチームとしては波に乗っていけるという雰囲気になっている。代表の試合との連戦で疲れはあるが、チームが必要としてくれているということだし、僕はジェフの選手。チームのために頑張るのが第一の仕事です。今後も、ジェフでしっかりと仕事をすれば代表につながると思う。リーグ戦でも勝てるように頑張ります。

斎藤 大輔DF 3

今日のディフェンス陣はこれまでと違って守備をコンパクトにし、引いて守ろうということを意識してやった。先に失点したのはもちろん修正点だが、全体をとおして、お互いが近い位置でカバーしやすい位置でプレーすることができたと思う。ヴィッセル戦と合わせて、守備の意識は高くなってきたと思う。失点以外にもピンチの場面はあったし、最後のシーンなどは本当に危なかった。あの位置で選手をフリーにさせるのも問題だし、セカンドボールにも誰も反応できなかった。そういった場面はしっかりとビデオをみて確認し、次の試合までに修正したい。