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2007 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

5.3(木) 14:04 J LEAGUE DIVISION1 第9節

ジェフユナイテッド千葉

市原

1-1
0前 半1
1後 半0
浦和レッズ

浦和

埼玉スタジアム2002

試合終了

HEADCOACH

アマル オシム監 督

前回のゲーム(2006年10月7日)と合わせて、ここで180分間戦った中で、ウチは二人の選手を欠いてしまった。これでは、すごく厳しいといわざるを得ない。Jリーグのチャンピオンに対し、前回は最初(前半15分)から一人少なく、今回は半分の時間を10人で戦うことになった。Jリーグの中で一番質の高いチームに対し、ウチが一人少なくなってしまっては厳しい。

─── 判定に対する不満なのか。それとも、一人少ない中で頑張ったということなのか。

あなたがどう受け取ろうが勝手だが、ウチは実際、常にここでカードを受けて、一人減っている。

─── 一人少ない中で、どんなゲームプランをもったのか。

すぐに1点を取り、守り抜く。皮肉に聞こえるかもしれないが、それが事実だ。

─── 水野の出来は。

レッズ全体が水野を怖がり、いろいろシステムを変えてきた。ただ、彼のミスから先制点を許したのも事実。彼は若いし、まだまだこれから成長していくだろう。

─── 守り抜くというゲームプランから考えると、同点に追いついたあと、だいぶ時間がたってからディフェンスを投入したが。

あのメンバーで点が入ったわけで、それから向こうが選手を代えてくるかもしれない。だから15分間様子を見た。一人少なくても0-1で負けているわけで、ディフェンスを強化する考えはなかった。そして、運よく点が入ったから考えて、ストッパーが退場したわけだから代わりのストッパーを入れた。

─── レッズは質が高いといったが、個々の能力以外で質が高いところはどこか。

レッズの監督に聞いてほしい。この記者会見が終わったら、私の考えは誰かにいう。誰かにね。

─── 前節(フロンターレ戦)も追いついて引き分けに持ち込んだ。この勝ち点2をどう評価するか。

正直、少ない。ただ、アジアチャンピオンズリーグに出場している2チームに対し、勝ち点2は評価できるともいえる。勝負は別にして、相手に劣っていないことも証明できたと思う。

水野 晃樹MF 8

失点は完全にボクのミス。しっかり反省しなければならない。取られてしまったのは仕方がないというか終わったことなので、それからは得点を狙いにいった。レンジに入ったらシュートを打つようにした。自分の持ち味が結果につながらず残念ではあるが……。得点のシーンはボクの判断というより、巻さんがボールをくれといってきた。ジェフらしい、早いリスタートがゴールにつながったと思う。

市原 充喜DF 13

最初は(池田)昇平さんが呼ばれていたので、ボクの出番はないと思っていた。だから、あまりスムーズに試合に入ることができなかった。このスタジアムで試合をするのは初めてなので、雰囲気に飲まれないようにした。自分が出場していた時間は0に抑えることができたのでいいが、パワープレーの対応にまだミスがある。その辺は反省しないといけない。

下村 東美MF 6

前節のフロンターレ戦や今日のレッズ戦など、前半の戦い方は悪くないが、そこで点が取れない。ゴール前までボールは運べているので、決定力の問題ではあるが、それが攻撃陣だけの責任でもないと思っている。ただ、前節も今日も先に失点してしまっている。先制点を奪われると、自分たちのゲームが難しくなるだけに、先に失点しないように気をつけたい。

工藤 浩平MF 20

チャンスは作っているが先に失点しているのが問題。最初は選手間の距離がよく、いいボール回しができたと思う。ただ、退場者がでて体力的にも厳しくなったが、その中でももう少し自分たちのサッカーを心がけ、落ち着いてボールを回さなければいけなかった。

水本 裕貴DF 4

自分のゴールは追いついたという点でうれしかった。前半にチャンスを決められない場面があったので、次こそはという思いもあった。セットプレーの続きで前線に残っていたが、後ろをみたらまだ人があまっていたので、そのまま残っていた。シュートというか、気持ちでボールに触りました。相手よりも先に触ることができたのがよかったのだと思う。退場者がでて一人少ない状況になった。もちろんダメージはあったが、次の1点目が大事だった。