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2014 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

2.16(日) 14:00 ちばぎんカップ 第20回

ジェフユナイテッド千葉

千葉

1-1
0前 半1
1後 半0

4 PK 5

柏レイソル

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

鈴木 淳監 督

「まず、このちばぎんカップが20回目ということで、千葉銀行さまには感謝申し上げたいと思います。また他の会場のプレシーズンマッチがかなり中止になっていますが、雪の影響をはねかえすように千葉県サッカー協会や地元の高校生に雪かきをしていただき、開催できることを非常にありがたく思っています。改めて感謝申し上げたいと思います。 ゲームに関しては、やはり前半の立ち上がりから柏のスピードとパワーで奪ってからの早い攻撃に構えるところが多く、あるいは切り替えのところが遅く、サイドの深いところまで攻め込まれることが何度かあったと思います。 ビルドアップのときに、ボランチの選手が少し下がりすぎてもう少しセンターバックで回すことができればよかったのですが、なかなか効果的なボールの動かしができなかったというのが前半のよくなかったところです。 守備に関しては、サイドにボールが出たときに、右サイドの天野や大岩、あるいは山口慶のところでマークの受け渡しがうまくいっていなくて、レアンドロ選手やレアンドロ・ドミンゲス選手に何度か走られる場面があり、その辺をこれから修正していかなければいけないと思いました。 前半の終了間際に失点しましたが、ああいう失点は絶対に無くさなければいけない。イージーなミスからの失点ですので、時間帯も含めて絶対にやってはいけないプレーだと思います。 それから、後半は相手の運動量が落ちたこともあって自分たちでボールを動かせる時間帯もありましたが、慌ててボールを奪われるシーンが何度かあったと思います。状況に合わせた形でサイドチェンジができればもっと効果的に相手を崩すことができたのかなと思います。 最後は相手が一人少なくなったこともあり、何度かゴール前まで攻め込むことができたのですが、あそこで決定打を打たないとJ2のゲームの中でも厳しくなってくると思いました。PKで敗れて非常に残念ですが、公式戦に向けていい準備をしたいと思います。

─── GKの高木選手を起用した理由は。

キャラクター的にも非常に明るいところや、加入してからチームに溶け込むのも早くて、チームに与える影響力やゲームの中での判断、足元の技術、サッカー選手としての技量が高く、ビルドアップを含めていい影響があると思い起用しました。岡本と高木のどちらを起用しても十分いけると今日のゲームで感じましたので、これからはコンディションのいい方、力がある者を起用できるような気がします。

───新加入選手の中村選手と山中選手が左サイドでプレーしましたが、二人の評価は。

中村は左サイドバックで今日やってもらいましたが、前半もう少し前へ行ってほしいという印象が正直ありました。受けるところからサイドチェンジしてもう少し前でプレーできるところが何度かあったと思いますが、低い位置でボールを受けることがあって、あの辺がもう少し前でプレーできるのかなと思いました。 ただ、全体的に後半のパフォーマンスを含めて運動量もそんなに落ちなかったですし、左足からトップへのクサビや背後へのパスは絶妙なボールを蹴ることができるので、非常にいい攻撃のアクセントになっていたと思います。 山中は、本来は左サイドバックですが、中村とうまくポジションチェンジしながら左サイド(の前)をやってもらいました。持ち味としては今日見ていただいたように、1対1の仕掛けだったり、背後に出る動きです。サイドバックの選手ですが、攻撃的なセンスが非常にあるので、その部分をチームにうまくいかせればと思いました。左の中盤でしたが彼もまずまずの出来だったのではないかと思います。シュートは左足1本だけ打ちましたが、もっとシュートの場面が増えれば彼のよさも出てくると思います。

山中 亮MF 22

「もう少しシュートを打ちたかったです。次に向けて、もっと積極的にシュートを打っていきます。  スタメンで使ってもらえているというのは、監督からも信頼されているということ。うれしいかぎりですが、結果を残していかないと、すぐに外されてしまうので、結果の部分を意識してプレーしていきたいです。  昨年までプレーしていた柏レイソルとの対戦は、最初、やりづらさがあった。自分の特徴を相手もわかっている。自分のよさを消されてしまったかなと思うのですが、J1のチームに1-1という結果はチームとしてよかったと思います」

山口 慶MF 13

「J1のチーム相手にうまくできたところもありますし、点を取られたところはすぐに修正できる。それ以外のところで、相手のキーになる外国籍選手にうまくいけていたところと、いけていなかったところとありますが、そういったところはみんなで話し合いをしながら修正できたらいいと思います。  前半、相手のテンポもそんなに早くなく、そんなに怖い場面はなかったと思います。後半は、少しオープンなところがあった。相手にもチャンスがあったし、こっちもサイドからのクロスなど、そういったところの崩しはできた部分もあった。そういった部分を続けていきたいし、それ以上に数を増やしていきたいです。  キャプテンマークについては、今日だけだと思います。だれがつけても一緒。意識高く、ボクはガムシャラにやるだけ。常に、自分のやれることを精一杯やるだけです」

高木 駿GK 24

「失点の場面は前半終了間際の失点で、絶対になくさなければいけない。コミュニケーションももっと、声が聞こえないなかでも取らなければいけないし、ミスを回避しなければいけないし、ミスのカバーというところももっと突き詰めていかないといけない。ああいう失点はなくさなければいけない。攻撃はいい形でゴール前まで運べていた。追いついてくれた。相手が一人退場になったので、何とか逆転したかったのですが、相手も引いてしまって2点目を奪うことができなかった。  PK戦では勝ちたかったのですが、一つも止められなかったので、悔いが残ります。自分としてはすごく久しぶりの試合で、プロになってから大きな試合は初めて。自分に何ができて、何ができないのかはっきりしたので、これからしっかりと取り組んでいきたいです。できた部分はしっかりと伸ばしていきたいです。  試合に出場できてすごくうれしかったし、フクアリの雰囲気を早くピッチに立って感じたかった。サポーターが自分の名前をたくさんコールしてくれたので、本当にうれしかったです。そんなサポーターのためにこれからもっともっと頑張っていこうという気持ちが強くなりました。今日、ピッチに立つことができて、本当によかったです

中村 太亮DF 17

「左サイドからチャンスを作ることはできましたが、まだ、自分の力は発揮できていないし、遠くを見ることもできていない。自分としては、まだまだです。  キャンプ中の練習試合に比べ、何度かサイドを突破することができました。ただ、そこで最後、得点につながるようなプレーができないといけない。自分の質を上げていかなければいけないし、中の選手とのコンビネーションも高めていきたい」

田代 真一MF 15

「セカンドボールをしっかりと拾うこと、中盤の動きが最後の方は少なくなってきてしまったので、そこで動きを出そうと思って試合に入りました。最後、ジェフが押せ押せだったから1点取れればと思ったのですが、取り切れませんでした。ディフェンスラインに落ちてボールを受けること、サイドバックを高い位置でプレーさせること、そして、自分も高い位置を取るということを考えてプレーしました」  個人的には移籍加入選手のなかで一人だけベンチスタート。すごく悔しい思いがありました。そのなかで、最後、時間もないし、1回でも多くボールを触ろうと思っていました。ボールを奪って、押せ押せのムードに持っていければと思いました」