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2013 NEWS & INFORMATIONレポートの新着情報

2013 January01

2013.1.22 UPDATE

【レポート】 サポーターコミュニケーションについて

レポート

2013年1月16日(水)、千葉市文化センターにて、今年も新体制発表会見と合わせて、サポーターコミュニケーションを開催いたしました。平日の開催ということになり、お越しいただきにくい日程になりましたことをお詫び申し上げます。また、当日整理券の配布終了に伴い、ご入場できなかったお客様には、重ねてお詫び申し上げます。

→新体制発表会見レポートについてはこちら

サポーターコミュニケーションの内容については下記のとおりです。


登壇者:  
代表取締役社長 島田亮
取締役 海寳真路
取締役 清雲栄純
テクニカルダイレクター 斉籐和夫

司会者:   
蒲田 健 氏
酒井 道代 氏

蒲田氏
事前に皆さま方からいただいたご質問の中から特に多かったご質問に対して、何点か回答させていただきます。

島田社長
特に多かった質問として、「強化の体制について」と「プレーオフ決勝戦前の次期監督候補の報道について」です。強化の体制については先ほどの新体制発表会見にてお話させていただきました。(新体制発表会見レポート参照) 
次期監督候補についてですが、J1に昇格した際には2013シーズンも木山隆之前監督を続投させる方針でした。個人の契約なので、本人の承諾なしに詳細は申し上げられませんが、新監督に対する交渉もプレーオフ敗退が決まってからスタートしています。新聞報道にある関塚隆前オリンピック代表監督に初めて接触したのも、プレーオフ決勝戦が終わり、週が明けた月曜日です。したがいまして、プレーオフ決勝戦前にあのような記事が出たことについて、クラブとして全く覚えのないことです。新聞報道の翌日に新聞記者の皆さまに囲み取材を行ったのは、プレーオフ決勝戦に向けて、チームへの余計な心配事を取り払い、決勝戦に集中させたいとの考えからです。
もう一つ多かった質問として、「昨年のスローガン『DAKKAN奪還×脱甘』の反省について」です。昨年はこのスローガンを掲げて1年間闘ってまいりました。タイトルを取るという奪還は、達成できていない。甘さを払拭するという「脱甘」も言うまでもなく出来ていないと思います。スローガンとしては昨年までで終了しますが、甘さを払拭するという課題はこれからもやり続けなければいけないし、永久に我々のクラブに求められた使命だと思っています。

蒲田氏
続きまして、皆さま方からの質問を受けたいと思います。

Q1
毎年、J1昇格を逃すたびに監督が代わり、イチからチームを作り直している状況ですが、積み上げ、継続性に関しての考えを聞かせてください。

A:斉籐TD
私は、チームを底上げすることが大切だと思っています。現在、在籍する選手をしっかりと育て、闘うチームにする。平均レベルの選手を一流に、一流選手を超一流にする。それができる監督ということで鈴木監督を選びました。今年は、昇格を狙うと同時に、底上げも図りたい。難しい課題ですが、今年はそれに挑戦したいと私は考えています。

Q2
一昨年、シーズンが終了したところでサポーターを集めた会で社長から、「以前の走るサッカーを取り戻す。これがジェフのサッカー」との話があり、昨年はそれを全体のスローガンにして、スタートしたと思います。
しかしながら、昨年のサッカーを見て、果たして運動量が多いサッカーだったのかなと疑問に思っています。どうしてそうなったのか。今年はそれをきちんと確認してスタートさせているのかを教えてください。

A:斉籐TD
現代のサッカーは走らなければ勝てないと思います。昨年はボールを動かすサッカーはしていたと思いますが、走るということに関しては、各チーム同じように走ることを標榜するサッカーを行っているので、それ以上のパフォーマンスを見せなければ勝てない。一つひとつの勝負に一人ひとりの選手が勝つということをもっと打ち出し、積み上げることが、勝つことにつながっていくと思います。

Q3
「DAKKAN奪還×脱甘」についてできていないという話でしたが、最終的にJ1に昇格できなかったから、そのような話になるのだと思うのですが、社長の目から見て、具体的に細かく成果と反省を教えてください。たとえば、オフィシャルのリリースがJ’sGOALより遅いことがあるのですが、他のクラブではあり得ないことで、それも「脱甘」できていない一つだと思います。

A:島田社長
全てにおいて何も出来ていないと思います。挨拶がきちんとできない、電話の応対でお客さまを不快にしてしまうなどということも多々あったようです。一方で今年も同じスローガンを掲げるのも「脱甘」できていないと思います。「脱甘」をサポーターにまで強要しないでくれという指摘もありました。クラブ内においては、さらに厳しくやっていかなければいけないので、自戒の念をこめて、社内キャンペーンとして引き続き実施していきたいと思っています。

Q4
昇格できなかったらどう責任を取るのか聞かせてください。

A:島田社長
今年から斉籐にテクニカルダイレクターを任せましたが、テクニカルダイレクターという任務はある程度の期間を任せてチームづくりを行うポジションだと考えています。もし昇格できなくても1年で辞めさせることは考えていません。また、監督に関しても、結果が出ないからといって1年、1年で交代するのもあまり良策ではありません。昇格できるかできないかも大きなポイントですが、クラブとして期待している形でチームを導いているかどうかを判断したい。
そのような中、前社長、前々社長、前テクニカルダイレクター、前々任者などクラブを去る中、私だけがいまだにクラブにとどまっている。今年に関しては、誰が責任をとるのかと言えば、私が責任をとることが当然だと思っています。

Q5
2013シーズン、昇格出来なかった場合、フクアリの使用を控えていただきたいと思います。具体的には失った勝点3ごとに1試合フクアリを使えない。半分負ければフクアリは一切使えないということです。

蒲田氏
ご提案ということで伺わせていただきました。

Q6
藤田祥史選手が移籍してしまったのですが、数的にもFWは少ないと思います。具体的にFWをどうするのかお聞かせください。

A:斉籐TD
藤田選手の件ですが、年末から急に移籍が決まり、クラブとしても影響は大きいと言わざるをえません。FWというポジションは勝負を決める大事なポジションなので、それに見合う選手を探さなければいけないし、必ず連れてきたいと思っています。そこに点を決められる選手がいるかどうかが、どのチームでも昇格にかかわる大事なポジションです。慎重に進めていますが、鈴木監督と相談しながらしっかりとした選手を探したいと思っています。

Q7
「絶対J1!」をスローガンに掲げていますが、6位以上を目指すのではなく、1位、2位で抜けられるような勝点を稼いで昇格するようにお願いします。30勝をぜひ目指してもらいたいと思います。

A:斉籐TD
優勝で抜けられるのが一番良いですが、昇格できることが最優先です。2位以上は絶対に狙っていきます。30勝できれば間違いなく昇格出来ると考えておりますので、それを目指していきたいと思います。

Q8
今シーズンから23歳以下の選手に関しては登録ウィンドウ期間にかかわらず、下位リーグに期限付移籍が可能というルールになったと思います。これを有効活用していく考えはありますか。逆に当クラブで出番がない選手も引き抜かれてしまう可能性もあると思います。新ルールに関してどのように活用していくつもりなのか教えてください。

A:斉籐TD
先ほどもお話したように、他のチームの選手よりも、まずうちにいる選手を鍛えていきたい。安易に取るということはあまり考えていません。ただ、ルールに沿って我々も準備をしていきます。

Q9
先ほど、藤田選手の移籍で新しい外国籍選手を獲得するということでしたが、開幕までに間に合うのでしょうか。昨シーズン藤田選手が不在の試合内容は個人的にあまりよかったものではないと感じています。早急にお願いしたいし、その見通しがあるのかということを聞かせてください。

A:斉籐TD
契約ごとですからすぐに決まることもあれば、いろいろなことが影響して伸びてしまうこともあります。できれば、私自身も早く決めたいと思っています。また、今年は戸島選手にも期待しています。

Q10
観客動員目標が1万人に設定されていますが、フクアリは満員になればどんなチームが来ても負けない雰囲気を作ることができるスタジアムだと思っています。ぜひ、満員に向けてホームタウンエリアの拡大をしてほしいと思っています。現実的に市原と千葉というホームタウンがありますが、私は木更津から来ています。市原市、千葉市の周辺のエリアをホームタウンデーとして、「木更津市デー」「袖ヶ浦市デー」または「南房総全体デー」などと設定して、そのような市原市、千葉市以外の周りのエリアにも動員を呼びかけるような催し物を行い、今年フクアリを何度も満員に出来るようお願いしたいと思います。

A:島田社長
大変良いご提案をありがとうございます。1万人という目標を掲げていますが、常に満員にすることを目指さなければいけないと思っています。
ホームタウン以外への働きかけについても、どんどん実施していきたいと思っています。たとえばレディースが練習をしている習志野市などでイベントを重ねることによってレディースの観客数が増えた例もあります。実施すれば実施しただけレスポンスがあると期待しながら皆様の意見を大切にしていきたいと思います。

Q11
高橋峻希選手は期限付移籍延長となりましたが、完全移籍で取れなかったのでしょうか。

A:斉籐TD
高橋選手は浦和レッズのアカデミー出身の選手で契約も残っていますが、私自身は今後ジェフに完全移籍してほしい選手だと思っています。

Q12
チーム全体として怪我人が多く、新加入の栗山直樹選手も大怪我をした後であり、大事なポジションも怪我をしている選手がいます。その選手たちが開幕までに間に合うのかどうなのか。もしくは補強も含めて穴埋めするのか。現状で足りていると判断しているのか。お答えできる範囲で結構ですので教えてください。

A:斉籐TD
確かに怪我で出遅れている選手が数名います。鈴木監督と話をしながら3月までの登録ウィンドウ期間中は、選手のトレーニング状況などを見て、補強が必要な部分があれば対応したいと考えています。

Q13
シーズンシートの購入に関してですが、長期で購入している人に対してのメリットがあまり感じられません。他クラブは、毎年購入を継続している人に対して、数パーセントの割引をプラスするとか、何らかのメリットがあります。ジェフも継続してシーズンシートを購入するとこんなメリットがあるというようなことを考えてもらえませんか。

A:海寳取締役
マネジメントを担当しています海寳と申します。ありがたいご提案です。安易な割引ということはあまり考えたくないのですが、チケットを担当しているスタッフと話をしたのは、あくまで一例ですが、3年継続したら1年目の方とは違うピンバッジ、5年だったらまた違うピンバッジをプレゼントするというような、または金、銀、銅にするなど、希少価値の高いグッズをプレゼントするということなど検討しています。ぜひいろいろとご意見を伺いながら、サポーターの皆さまに喜んでいただけるようなことを考えていきたいです。本当は強いサッカーをお見せして、来年も再来年もと継続していただけるのが一番だと思いますので、それにプラスしておまけという考えでやっていきたいと思います。

島田社長
逆に質問なのですが、割引が一番良いのでしょうか。おまけが良いのでしょうか。

Q13:質問者
割引が一番良いと思います。ピンバッジなどですとあまりうれしいと思われないので、ユニフォームや、タオルマフラーの方が使い勝手が良いと思います。

島田社長
12JEFで使える商品券などはいかがでしょうか。

Q13:質問者
良いと思います。

Q14
グッズ商品のカレンダーですが、せっかく買っても(他クラブへ移籍して)在籍していない選手が写っているのはむなしいのですが、新体制がある程度整ってから時期をずらして作った方が買う気になるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

A:海寳取締役
現在、いろいろと対策を考えています。今年のカレンダーに関しては、一人ひとりのアップの写真を少なくしています。過去にシーズン途中に解任された監督が写った写真がカレンダーにあり、これはいくらなんでもダメだろうとタブー視されていたらしいのですが、正直そこが「脱甘」出来ていないところだと思いますが、1月はチームの顔の選手を持ってくるべきだという考えもあります。1月は一番初めにめくるからですね。また、もしかしたら、移籍してしまう可能性のある選手を持ってきて良いのかなどいろいろな考えがあります。今年については、奇しくも1月、藤田選手が喜び、隣に武田選手がいました。
カレンダーをシーズンスタートの3月に販売してはということですが、ホームタウンに配っているジェフィ&ユニティや子どもたちのサッカー教室が写っているカレンダーは3月からお配りしています。それでも、1年の計は元旦にありということもありまして、日本の慣習では、1月はじまりのカレンダーという思いもあります。

A:島田社長
3月の開幕に合わせてのカレンダー製作については、よくご意見をいただいています。検討もしましたが、1月以外からのカレンダーの販売は苦戦しているという調査結果もあり、今のところ1月からのカレンダーを継続しております。

A:川本
グッズ担当の川本です。いろいろとカレンダーの件をお話いただきましてありがとうございます。昨年、皆さまにアンケートを取り、いなくなる選手が出ているのが一番イヤだという意見をたくさんの方からいただきました。検討の結果、壁掛けタイプは1月からのカレンダーを販売しようという結論になりましたが、今年は3月からの卓上カレンダーを発売することを企画しております。試合日程と選手の誕生日が入るようにしていますので、もう少々お待ちいただければと思います。よろしくお願いします。

Q15
サポーターとのコミュニケーションは、この場しかありません。ぜひ、こういう皆さんが疑問に感じていることに関して、回答する場を増やしていただかないと、本当の意味での「脱甘」はできないと感じています。サポーターとのコミュニケーションをもっとやっていただきたいと思いますが、何かお考えがあればお願いします。

A:島田社長
運営上いろいろあると思いますが、検討していきたいと思います。また、私はクラブハウスにおりますので、お運びいただければお話させていただきたいと思います。

A:海寳取締役
社長も私もですが、ホームゲームの日に試合前、試合後、スタジアムの場外に出て皆さまとお話していますので、このような場でなくても、いつでも声をかけていただければと思っています。試合以外のイベントにも出ているので、いつでも声をかけてください。壇上に上がっている役員たちだけではなくて、スタッフにも忌憚なくご意見をいただければと思います。

Q16
スタッフの中に話を聞いてくれる雰囲気ではない人もいます。「脱甘」できていない部分だと思います。指導していただくことでサポーターの声を聞きやすくするということを進めてください。お二方に声をかけるといっても探すのが大変です。いろいろなスタッフの方に聞く耳を持っていただくことも進めてもらいたいです。

A:島田社長
社員教育に今後も励みたいと思いますので、皆さまに忌憚なく声をかけていただければと思います。そのようなことを重ねることによって、我々と皆さまの距離も近づくと思います。なるべく心がけてまいります。

Q17
ワンタッチパスについて、ファンクラブのタッチとシーズンシートのタッチと2回やるのが面倒なので、データの共有が出来るシステムがあるのであれば1回で済むようにしてもらいたい。料金が別になるのはかまわないです。それと西武鉄道は、西武ライオンズの今日の勝ち負けなどを車内放送していますが、ジェフもJR東日本のグループですので、一般のお客さまを取り込むためにも、車掌さんに「今日はジェフが勝ちました」や「フクアリで試合があるのでぜひお越しください」といった放送をしていただくのはいかがでしょうか。最後に、スタジアムからの帰りは非常に混むので横断歩道が危ないです。お金がかかりますが、グローボにもいきやすくなるので、蘇我駅2階の通路からそのまままっすぐ歩道橋を作ってもらうというのはいかがでしょうか。

A:海寳取締役
タッチが2度手間になることについては、システム的なことですが、調査検討していきたいと思います。歩道橋についてはかなり予算が必要なので即答はできないですが、行政等に働きかけたいと思います。フクアリはジェフの持ち物ではないということもあります。車内放送については線区限定になるかもしれないですが、検討していきたいと思います。違うクラブのホームタウンを走る列車もあります。たとえば内房線、外房線は千葉のエリアだけですので、線区限定にはなります。そちらもJR東日本さまとお話していきたいと思います。

A:島田社長
いただいたご提案を検討しながら、難しい部分もありますが、働きかけていきたいと思います。ありがとうございました。

Q18
ワンタッチパスには電子マネー機能がついており、売店で使えるのは非常に便利なので使わせていただいているのですが、お金が不足するときがあるので、スタジアムでチャージできるようにしてもらえないのかなと思っています。ぜひご検討お願いいたします。

A:島田社長
チャージができる機械の値段や免許・資格の問題があるかもしれませんが、調べて検討し、可能であれば提案していきたいと思います。

Q19
昨年に比べてコーチングスタッフが少ないように思います。現在、ビデオを活用した分析もしていると思いますが、今日出ていたコーチングスタッフでは足りないように思うのですが、対戦相手の分析をする方はいるのでしょうか。

A:斉籐TD
昨年、通訳をしておりました原正宏が強化に入り、彼が分析を担当することになっています。

Q20
引退した坂本選手ですが、将来ジェフの監督になると宣言していました。2013年はジェフに関わる仕事をなさるのでしょうか。

A:清雲取締役
坂本はアカデミーに所属し、すでにキャラバンなどの活動を始めています。今年いっぱいホームタウン活動、キャラバンを含めて、子供たちやお年寄りと接したり、あるいはサッカースクールに出て行ったり、地域、ホームタウンに積極的に出て行こうという話をしています。今日、昼間会いましたが、ものすごく明るい声で「行ってきました」という話をしていましたので、期待してもらいたいです。ぜひ声をかけていただければと思います。
私は、このクラブに来て半年がたちますが、こんなに温かいサポーターの皆さまというのは久しぶりに見ました。昨年のギラヴァンツ北九州戦のあとにサポーターの居残りがありました。私もその場に立ち会い本当に皆さまの悔しい気持ちが伝わってきました。あのような試合が二度とないようにクラブ一丸となって戦っていきたいと思います。皆さまの力が、選手にエネルギーとして伝わっていると思います。彼らも皆さまをものすごく頼りにしています。ぜひ、よろしくお願いします。

蒲田氏
最後に登壇者から一言ずつお願いします。

海寳取締役
私もイベントなどあちらこちらに顔を出させていただきますので、気軽にお声がけいただきたいと思います。私だけではなく、怖い顔をしているスタッフがいないように、社員教育していきます。1年間、厳しいシーズンになると思いますが、皆さまよろしくお願いします。

斉籐TD
すごく大事なポジションに立たせていただいています。本当に今いる選手をどれだけレベルアップさせ、チーム全体のベースを上げることができるかが大事なシーズンになります。最後に笑えるようにしっかりとやりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

島田社長
「一言」の前に補足ですが、
坂本の業務ついてですが、彼には将来指導者、監督になりたいという希望があります。彼が今後良い指導者になるための通り道として、必ず良い財産になると思いスクール業務を担わせています。おとどけ隊の中では一番新米ですが、「おとどけ隊長」と声をかけていただければと思います。業務を通じて、サッカーの楽しさを改めて知った上で良い指導者に成長してくれればと思います。
もう一つ補足ですが、社長の仕事というのは本来ある程度中長期的スパンの中でクラブの舵を取っていくということだと私は思っています。会の前半で責任の話が出ましたが、一年一年の成績によって辞任するというのは、本質的には違うのではないかと思います。ただ、私自身に関しては冒頭申し上げた通りケジメをつけなければいけないと思っております。今後私のあとにクラブを引き受ける方の仕事をぜひそういう目で見てもらいたい。だからといって社長の責任は小さくない。社長がやるべきことは何なのか?Jリーグのクラブが本当に良いクラブになるため、みんなで考えていかなくてはならないと感じています。
今年は「絶対J1!」というキャッチフレーズを掲げました。クラブに携わるすべての人間の思いがこもっています。私たちはJ1に昇格することが今年の目標ですが、J1に昇格するだけが目標でない。J1で勝つためにやっている。そのためにJ1に昇格したいと思います。ぜひ皆さまの力をお借りして昇格し、本当の目標を来年以降成し遂げたいと思っていますので、一緒に闘っていきましょう。よろしくお願いします。

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