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2016 November11

2016.11.28 UPDATE

11月28日(月) フアン エスナイデル新監督 就任会見

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本日11月28日、2017シーズンからチームの指揮を執るフアン エスナイデル新監督の就任会見がユナイテッドパークで行われました。

アルゼンチン出身のエスナイデル氏は、生粋のストライカーとして1990年代に活躍。1991年にスペインの名門レアル・マドリードに加入し、サラゴサ、アトレティコ・マドリード、エスパニョールなどスペインのクラブを渡り歩くと、イタリアの名門ユベントスでもプレーしました。キャリアの晩年は母国アルゼンチンに戻り、リバープレートやニューウェルズで活躍。2005年限りで引退し、指導者の道を歩き始めました。

2011年にサラゴサBの監督を務めた後、コルドバ、ヘタフェの指揮官を歴任。指導者としての主戦場はスペインでしたが、ジェフからのオファーを受けて、日本での新たなキャリアに挑戦することを決意してくれました。

会見では前田英之社長より挨拶を述べたのち、交渉にあたった高橋悠太ゼネラルマネージャーが、4人の候補からエスナイデル氏を選んだ理由を次のように話しました。

「まず今のジェフの選手が持っている“サッカーに対する価値観”を大きく変えられるかというところ、あとはしっかりコミュニケーションを取って、こちらをリスペクトする姿勢があるか、その2点をすごく重要視していました。(中略)私と面談する前に彼はジェフの試合を20試合くらい観ていて、そのときにジェフの問題点やゲーム分析を(彼が)プレゼンしてくれました。そのくらいクラブに対する思いも感じましたし、そういったプロとして当たり前の準備をしてきてくれたことも、大きな要因です」

会見の席に着いたエスナイデル新監督は、真剣な表情でジェフを選んだ理由を話してくれました。

「サッカーに関する価値観や、それに対してジェフがどのようにしていくべきかという目標など、いろいろな点で高橋GMと共感することができました。ジェフが歴史のあるチームであることは聞いていました。その歴史のあるチームを、強いチームにしなければいけないと思っています」

高橋GMとの面談前に約20試合をチェックしたという新指揮官は、少し表情を崩して「早く練習をしたい」と続けました。

「練習を早くできれば、それだけチームを知ることができますし、良いチーム作りができると信じています」

会見では様々な質問が飛んで、エスナイデル新監督はサッカーに対する姿勢や戦術に関する考え方を披露。日本での新たな挑戦についての意気込みも語りました。何より、指揮官としてのスタイルを次のように象徴しました。

「昇格するには、勝たないと始まりません。今季よりも、より“ゲームの主役”になれるような試合運びをしないといけないと思っています。チームとしても個人としても、“勝者のメンタリティー”を持たないといけません」

すべての言葉は、「勝利にこだわる」という唯一の哲学に通じます。自身について「どちらかと言えばリアリスト」と笑顔を見せた43歳の手腕に、ジェフは新たな1年を託すことになります。



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