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2019 October10

2019.10.18 UPDATE

4ページ: 質疑応答(3)(佐藤勇人選手 現役引退会見)

レポート

―― 佐藤勇人選手の“7番”、この7番を託すとしたら誰に託したいですか?(※公式Instagramに寄せられたファン・サポーターの皆さまからの質問)

それはクラブと話をさせてもらいました。それは自分の一方的な思いを伝えただけなんですけど、やはり、これから出てくる、これからジェフを背負ってくれるアカデミーの選手につけてもらいたいと。このクラブ、ジェフの7番はずっと、ジェフで育ったアカデミーの子たちがつける番号にしていってもらいたいと思っています。

―― これから監督は目指していくのでしょうか?(※公式Instagramに寄せられたファン・サポーターの皆さまからの質問)

それは他の選手にもよく言われるんですけども、自分はライセンスを何も持っていなくて、指導者は一切考えていなくて、それ以外のところで彼らに貢献したいと思っています。

―― ジェフでの思い出の試合を教えてください。

本当にたくさんあるんですけど、やはり初めてジェフがタイトルを取った試合、ガンバ大阪とのPKまでいった試合(2005年Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝)と、国立競技場での大分トリニータに負けた試合(2012年J1昇格プレーオフ決勝)ですね。その2つは同じスタジアムなんですけど、こんなにも、こんなことになるかと思うくらい、嬉しさと悔しさ、その二つを感じた試合ですね。

―― ここ数年、満身創痍で戦っているようにも見えたのですが、ケガなどはこの決断に影響したのでしょうか。

ケガは、影響していません。自分はやっぱり「ライオンに追われたウサギは肉離れしない」という風に育ててもらったので、ケガを理由に引退するとか、ケガを理由にプレーが悪かったとか、そういう風に思ったことは一度もありません。

―― サポーターの皆さんとの思い出だったり、感謝の言葉というのがあればお願いします。

感謝しかないですね。自分は本当にユースからずっと応援してくれた人もたくさんいますし、本当にクラブ・チームが厳しい状況、厳しい成績でもあれだけ多くフクアリに足を運んでくれて、アウェイにも足を運んでくれて、声援を送ってくれる、彼らの人生を本当にジェフのために時間を使ってくれている。それをもっと自分もそうですし、クラブ全体で感じなくてはいけない。普通ではないと思うんですよね。やはりこの順位でそれでもスタジアムに足を運んでくれたり、練習に来てくれるというのは普通ではないです。なので、自分は絶対、選手として昇格するという形で彼らに恩返しできなかったですけども、違う立場で必ず彼らに恩返しをしたいです。

―― 今日の会見でもアカデミーへの思いを強く感じたのですが、トップチームよりはアカデミーに関わっていきたいという思いがあるんでしょうか。

もちろんどっちに関われるかは分からないですけども、このクラブにとってアカデミーはすごく重要で、ジェフの先を考えたときには、やはりアカデミージェフ、それに尽きると思っています。自分がどういう仕事をさせてもらえるかは分からないですけども、アカデミーのスタッフにも元選手は何人かいますし、これからいろいろ話をしながら、そしてトップチームのほうは今年一緒にやってきたメンバーもいますし、来年残ってくれる選手もいると思うので、クラブ全体を見られる位置にいきたいなと思っています。



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