#014
2017.5.4 Update!!
町田 也真人 × 高橋 壱晟
あるテーマについて、2人の選手がどこまでも深く語り合う『JEF TALK』。
中盤で躍動する新背番号10と期待の高卒ルーキーの言葉からは、
互いを褒め合ったり、真似し合ったり、
強く意識しながら“相棒”として信頼し合う様子が伝わってきます。
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―― まずは町田也真人から見た壱晟選手の印象を教えてください。
町田 高校生のような顔をしているけど、プレーが高校生っぽくないですよね。初めて会ったのって、いつだっけ?
高橋 高校2年の冬で、2月だったと思います。練習に参加させてもらって、練習試合もやりました。也真人くんも出ていました。
町田 マジ?
高橋 はい。
町田 覚えてない・・・・・・。
高橋 ダブルボランチで。
町田 マジで!?
高橋 だいぶ近かったです。
町田 ごめん。
高橋 いえ。
―― 仕方ないか・・・・・・。
町田 その練習試合は覚えてないけど、いつかの練習のことは覚えてますよ。俺、特に初めて一緒にプレーする選手は、インサイドキックに注目するんですよ。壱晟を見て「アイツ、めちゃくちゃうまいな」と思って見ていました。
高橋 それ、也真人くんから言われた記憶があります。でも、実は(菅原)大介コーチに「也真人のインサイドキックを見るといいよ!」と言われていたので、僕もずっと、也真人くんのインサイドキックを見てました。
―― ということは、ふたりとも互いのインサイドキックをこっそり見ていたということ?
町田 ヤバいっすね(笑)。
高橋 ヤバイっす(笑)。
町田 いや、壱晟のインサイドキックは本当にうまいんですよ。
高橋 自分では得意と思ったことがないんですけど……。
町田 そういうヤツなんです(笑)。
―― それが最初の印象で、壱晟選手が高校3年になってからはもう少し本格的に練習に参加するんですよね。
町田 練習生はたくさん来るので、一人ひとりを覚えてるわけじゃないんですけど、中でも壱晟の印象は強かったですね。去年の秋も来たよね?
高橋 1回来ました。
町田 その時に、一緒にやっていて「コイツうまいな」と思ったんですよ。感覚的なところなんですけど、後ろを向いていても相手のプレッシャーをうまくかわすとか、そういうのって高校生じゃなかなかできないですからね。
その頃にはジェフに来ることが決まっていたけど、高卒でいきなり試合に出られるなんて誰も思ってないですから。でも、その時に「もしかしたらあるかも」と感じましたね。「コイツ、やるかも」って。
高橋 嬉しいです(笑)。ジェフに入ることが決まってから、言葉にはしてないですけど、心の中では開幕スタメンを目標にして高校でもそのつもりで練習していたので。だから、「やる時が来た」という気持ちだったことは覚えています。
―― 「見せる時が来た!」という感じ?
高橋 はい。
町田 すごいっすよね(笑)。
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