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#020

2017.12.25 Update!!

“次の1年”へ!

乾 貴哉

あるテーマについて、どこまでも深く語り合う『JEF TALK』。
今回は、シーズン中盤から不動のポジションを確立し、
左サイドのキープレーヤーとして活躍した乾貴哉選手。
サッカー人生で初めてという大きなケガを負ってしまいましたが、
充実の1年を終えて、その視線は次の1年へと向けられています。
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インタビュー・文=細江克弥


乾 貴哉

涙出る感じです。

―― ケガの回復具合はどうですか?

注射が……。マジで痛かったです……。

―― どんな注射を?

水分取って、何かを混ぜて、膝のお皿のところに20回くらい刺すんです。

乾 貴哉

―― うう……(笑)。

めちゃくちゃ痛いっす……。もう終わったんですけど、週に1回、計3回やりました。

―― 涙出る感じ?

涙出る感じです。

―― その後の状態は?

先生には「順調」と言われています。引きずりながらも歩けるし、生活にはそれほど支障がない感じで。今は上半身の筋トレと、バランストレーニングと、あとは全体的に刺激を入れる感じです。

―― 乾選手、ちょうど1年前にもこのインタビューをやらせてもらっているんですけど、1年経っても相変わらず声が小さいですね。

そ、そうですね(笑)。お願いします。

―― まず、どんな1年でした? ケガは残念でしたけど、3年目にして出場試合は大きく増えました。

半分以上の試合で使ってもらって、自分にとっていい経験になったというか、いろいろなことが身についた1年だったと思います。

乾 貴哉

―― 2016シーズンは終盤に出場機会をもらって、いい状態で迎えた3年目でした。でも、監督が代わって、メンバーもある程度は変わって、シーズン開幕当初はどんな気持ちだったんでしょう。

不安のほうが大きかったです。でも、日に日に良くなっていく感じはあったので、そのへんは、監督が代わったことで自分も成長できたんじゃないかと思います。

―― エスナイデル監督に対する印象は? 「面白い人が来た」という感じ?

いや、そんなことは思わないですけど(笑)、今までに出会ったことがない監督だなと思いました。

―― 「キャラ濃いな〜」とか、思いませんでした?

いや(笑)。でもまあ、「顔濃いな〜」とは思ったかもしれません。あ……すみません。

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『3バックの左。』

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