8.2(土) 18:00 第16節
ジェフL
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浦和
フクダ電子アリーナ
試合終了
HEAD COACH
今日の試合は勝ちにこだわって選手が、90分間よく走り抜いてくれたと思います。前半は悪くなかった部分とボールが持ててキープが出来ていて攻撃の形が出来ていた部分があったので、後半は守備の危ないところを何点か伝えました。しっかりと全員が良い距離間で守備が出来ていたと思いました。そこで、セカンドボールも拾え出したので、いい攻撃にもつながりました。前半はなかなか拾えない部分があったのですが後半は拾えていたことが良かったです。
─── 首位の浦和に対してどんなトレーニングをしていましたか?
特に、これだというものはしていませんが、今週はトレーニングの時から選手一人ひとり、気持ちが入っていたと感じました。前節の敗戦のショックを引きずるかと心配していましたが、たくましくて。(笑)
今日の浦和戦に向けてしっかりと切り替えてやってくれましたし、気持ちの部分で臨めたのは選手の力だと思います。若干、崖っぷちのところですが、しっかり気持ちが入っていました。「お客さんにもそういうプレーを見せましょう!」とみんなで声かけ合い試合に入れたのも良かったと思います。
─── 筏井選手が上手く主導権を取っていたと思いますが?
相手のサイドバックが高い位置を取った時にスペースが空くことを試合前に話していたのですが、1.5列目や間、間で顔を出しなさいと言いました。良く走ってくれていました。前回は駒場のアウェイで、悔しい負けをしていて、今日の引き分けで納得している選手はいない。何としても勝ち切りたかったですけど、これを次につなげられるようにしたいです。
─── 次節に向けて
順位的には下位の伊賀ですけど、前回もホームであまり良い試合をしていないという意味も含めて、今日の引き分けを無駄にせず勝ち切れるように。全員でもう1回頑張りたいです。
前半は相手のペースで、自分たちのペースが掴めずに攻められるシーンが多く、そこをチームで守り切って、ハーフタイムを迎えました。監督からも「これでいいの?負けてる訳ではないから行けるよ!」と言われて後半に臨みました。決定的なシーンは作れていたのですが決めることが出来なかった試合でした。前節、敗戦しているということもあり、6位と7位では全然違ってきますし、みんなの上に残りたいという気持ちが強かったので、自分がガンガン上がって攻撃的になれば得点チャンスは増えると思いながらプレーをしました。そこで、チャンスを作れたことは次につながると思います。トータル的に立ち上がりがよくないという試合が多く、後半に追い上げるということが続いていますが、そこは気を付けて行きたいです。チームのスタイルでもある、前からプレスに行って、そして決めるという形を出して行きたいです。
─── 相手の浦和を意識しましたか?
古巣ということと、知っている選手も多くて、他の試合よりは気持ち的に大きかった。前回も悔しい負け方をしたので勝ちたかったですね。(笑)
今日の後半の内容を前半からずっと続けていければ結果はついてくると思っているので毎試合毎試合、継続していきたいです。残り試合、ジェフらしいサッカーをするので、多くの人に見てもらいたいと思います。
前半は個人的にしっかり対応出来ずに、楢本選手に決定的なシュートを打たれたり、相手に中盤を支配されていて、攻守でリズムを作ることが出来きませんでした。リズムを作れないと悪い雰囲気になってしまうので、やっていかなければいけなかったと反省しています。勝ちに行かなければいけない試合で攻撃の時間を増やしたかったのですが、中盤の底として流れを持っていけずダメでした。
後半は、セカンドボールを拾うことを意識してプレーした結果、攻撃につなげることが出来たので、セカンドボールの重要性を本当に感じ取りました。だからこそ、前半からやっていけば違う結果になったと思います。プレッシャーに行くスピードだったり、間合いだったり、精度を上げていけたらと感じます。
─── チームとしてエンジンのかかりが遅い面が出たと思いますが?
前半に攻め込まれて、後半に攻めるという形が多いので、前半で勝負を決められるようにしたいです。残り試合、しっかりと前半から攻撃ができるように個人としてもチームとしてもやりたい。守備からいいリズムを作って、いい守備からいい攻撃を目指したいです。残り試合勝つ以外ないので、チーム全員でやっていきたい。自分たちのサッカーが出来たら行けると思うので気負い過ぎずしっかりプレーをしたいです。
─── 浦和ということで意識をしましたか?
一緒にやっていたメンバーもいることと、首位チームということで負けたくない思いが強かったです。前節は後半のセットプレーでやられたので今日は「借りを返してやろう!」とみんなで話しました。勝ちたかったのですが、少し力不足でした。
─── 試合を通していかがでしたか?
前から行こうと話していて、行けていた部分と後ろで弾けていた部分はあるのですが、真ん中に落ちた時にセカンドボールが拾えないと攻められてしまい、相手に助けられた部分も多かったと感じました。後半になると相手の運動量が落ちてきたこともあり、自分たちがボールを動かした中で、勢いを持てたという所はプラスですが、決めきれなかったことは課題です。後がないので1試合1試合しっかりと戦っていかなければならないということをチームは感じているので、球際から自分たちのやれることをプレー出来た後半でした。私たちが弾いたボールをボランチが上手く展開できるようにと意識して臨みました。無失点ということはディフェンスの使命だと思うので、すべての試合をゼロで終わらせたいです。残り試合も自分たちが出来ることを最大限プレーすることで結果はついてくると思うので、強い思いをピッチで表現していきたいです。