9.22(火・祝) 12:00 第17節
ジェフL
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I神戸
フクダ電子アリーナ
試合終了
HEAD COACH
「走らされる部分がたくさん出てくると思うけど、チームで走ってプレスをかけてディフェンスをして行こう」と試合前に話しましたが、なかなか相手のボールの出所を抑えることが出来ずに苦しい展開になってしまいました。相手のミスにつけ込み、シュートシーンまで持っていけた部分は良かった点です。特に「ゴール前でのシーンを多く作らなければいけない」とも話していたので、会場に来てくださった多くの人に楽しんでもらえたことは良かったと思います。
―― 相手がアグレッシブにきましたが、時間と共に落ち着いてゲームを運べていました。
シュートまで行けたことは良かったことですが、決め切れないことが課題となりました。あとはゲームが落ち着いてしまったので、自分たちのディフェンスで相手のペースに持っていかせないことをもっとしたかったです。
―― 連戦となり、後半に運動量も落ちていましたが?
きつい日程の中でも、最後まで走ってくれたと感じています。
――裏への対応、そして山根(恵里奈)選手を中心とした粘り強い守備も光りましたが?
まだまだ、ディフェンスラインの部分では、裏への抜け出しに対してついていけなかった場面もあるので、90分間を通した中で減らしていかなければいけません。最後の山根の所で、いいブロックがあり、勝点1を積み上げられたと思うので、これを次節につなげていきたいです。
――前半のチャンスでゴールを決めたかった?
そうですね。相手をかき乱すことを狙っていたので、そこは残念な部分です。
―― レギュラーシリーズ・ホーム最終戦で、多くのサポーターが足を運んでくれましたが?
これが選手の力になりますし、緊張感のある中で、いつも以上に(選手たちに)気合いが入っていました。これだけの声援をバックにプレーができたのは女子サッカーにとって大きいことだと感じました。見ていて面白い試合を、もっともっとしていきたいと思います。
―― 次節に向けての意気込みをお願いします。
ベガルタ仙台レディースは、勢いのあるチームです。自分たちができること、チームコンセプトの“走る”“戦う”ことをやっていき、エキサイティングシリーズに繋げて行きたいと思います。
前回の対戦では攻められる時間が続いたので、守備から入る意識をもって試合に入りました。そこで攻撃に重点を置けたこと“攻撃は最大の防御”と言いますが、攻撃の時間が増えたこと、そして、選手同士の距離感も良かったことが良い試合になった要因だと思います。
―― 得点まで、あと一歩という場面もありましたが?
そこを決め切ること、決定的なシュートを決めることが出来れば上位に行けると思うので、突き詰めて行きたいです。
―― 連戦で、中2日でしたが?
足が動かなくなる時間帯も多く、チームの皆に励まされたことで頑張ることが出来ました。
―― このドローをどう捉えますか?
勝ちたかった気持ちが大きかった。しかし相手に(フクアリで)ここで優勝を決められることも嫌でした。昨シーズンはINAC神戸レオネッサに一度も負けることなく、自分も得点を決めていたので、今日は本当に悔しい気持ちで一杯です。
―― 次節に向けて
順位は(4位)変わりませんが、エキサイチィングシリーズに繋がるような試合をして勝利を手にしたいと思います。
試合が終わってみれば、とても良かったと言われる声が届きましたが、個人的には勝ちたかった試合でした。内容も含めて、守備で後手に回った部分やシュートまで行かれた部分も多くあったので、修正しなければいけません。運動量で個々を消す部分は、自分たちの目指すサッカーが出来ていたと感じます。
―― 課題が多かった?
中盤へ守備にいけなかったこと、ロングボールの対応が上手く出来なかったところ、自分たちがオフサイドをかけているのか、かかっていないのか、という場面がありました。山根に助けられた部分も多かったので課題の方が多かったですね。
―― リズムの良かった前半に決めたかったですね。
やりたいサッカーはもちろん、いろいろなアイデアの中で攻撃が出来ていて、シュートに行くまでの形はとても良かったと思います。決め切ることがチームの課題なので、次のベガルタ仙台戦が大事になると思います。
―― チームコンセプトが表現できた試合でしたが?
監督は「走ることをやろう!」と明確に示してくれたので、それだけをやろうという気持ちで、プレーすることが出来ていました。そこはブレずにやれました。
―― 個人としてのパフォーマンスは?
チームメイトに良かったと言われことはうれしい(笑)。自分の中ではもっとやれたと感じています。もっともっと危険な部分は潰したいと思います。
―― 次節に向けて?
勝利をしてエキサイティングシリーズに向かう。今は“走り”“戦う”ということが出来ているので、サポーターが喜んでくれるプレーをしていきたいと思います。
試合前に「上位に進むという決意を見せるために戦おう」と言いました。守備としては、しっかりと抑えたことに自信を持ちたい。試合の入りが上手くいくようにと危機感をもって臨みました。前半を0対0で折り返せば後半にチャンスは訪れるはずだと思っていました。ギリギリの所で一人ひとりが体を寄せてブロックしたり、蹴らせない場面を作ってくれたりとチームに助けられました。その中で、止める所を止めたことで、少しはチームの力になれたのではと感じています。
―― 自身の出来としては?
止めれらたことは良かったのですが、そこに至るまでの過程をチームで考えなければいけません。似たような危ない場面があったのでもう一度見直していきたいです。
―― 運動量の面については?
前半の途中から足が止まり始めた場面がありましたが、食らいつくとこは、食らいついていましたし、みんなが強い気持ちを持ってくれていたことの表れだと思います。
―― 次節への意気込み?
難しい試合になると思いますが、今日の試合のように全員がハードワークをして、“走る”というジェフレディースのサッカーをして勝ちを取りにいきたいと思います。それが上位に進んでいくためのステップになります。
―― 多くのサポーターの応援は力になりましたか?
チームの力になりました。いただいた拍手は、何にも変えられないパワーとなるので、もっと応援して頂けるように頑張りたいと思います。