11.23(木) 15:04 2ndステージ第14節
市原
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F東京
国立競技場
試合終了
HEADCOACH
勝利、もしくは勝ち点1のためにゴールに向かったが、選手は90分間+延長戦をよく戦ってくれた。今までの中でベストゲームの一つといえるだろう。練習でやってきたことをグラウンドで表現してくれた。チームとして1歩ずつ前に進んでいる。しかし、結果は勝ち点0。スポーツだけではなく人生も同じだが、考えられないことが起こるもの。われわれはこのような厳しい世界に生きているわけだから、しっかり精神状態をキープすることが重要。これまで練習してきたことを糧に、次のエスパルス戦に臨みたい。あの失点はおそらく相手のファウル。万が一そうじゃないとしたら、GKがしっかりキャッチしなければならない。それは攻撃面にもいえる。チャンスにきっちり決めないと、試合には勝てないということだ。
─── 今日はGKに櫛野を起用したが。
われわれはゾーンで守っており、相手はカウンター主体だったので、ディフェンスラインの背後をカバーできるGKが必要だった。
小倉からボールが回らなかったように思うが。
彼は福岡戦で久々に先発出場し、期待にこたえてくれた。それに比べると少しパフォーマンス落ちたが、今日の働きも十分な内容。前線でのキープやラストパスなど、及第点をあげられる。
─── 中西が多少ディフェンシブだったが。
相手のワイドゾーンに対し、特に中西のサイドが相対する格好となった。その試合によって戦術を決め、ゲームの中で個々に判断するようにいっているが、彼もディフェンス主体で臨んだのだろう。そういう状況下だけに、ボールを奪ってもなかなか前に行けなかったと思う。
前の試合はリスクを背負って攻めにいったが、(残留争いに)余裕が出たことで今日は戦術的にも個人的にも固くいった。京都が勝ったことは、延長に入る前に聞いていた。そして、延長前半も無得点に終わったことから、引き分け狙いの思惑もあったが、最後まで守りきれなくて悔しい。(失点は)どう見てもキーパーチャージ。ただ、今さらいってもしょうがないので、次のエスパルス戦で勝ち点3を奪いたい。
ディフェンス陣が頑張っていたので、何とか点を決めたかったが……。途中交代となってしまったが、ボールが回るようになってきた時間帯だったので、自分としてはもう少しやりたかった。
毎回同じような状況で負けてしまっている。きちんとカバーにいっていれば失点は防げた。最後まで集中しないと、ああいうことが起こるものだと痛感した。相手の攻撃は思ったより怖くなかった。引き分けでも残留が決定しただけに、この結果は悔しい。ただ、勢いは悪くないので、次のエスパルス戦に切り替えて頑張りたい。