9.15(土) 19:03 2ndステージ第5節
市原
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鹿島
県立カシマサッカースタジアム
試合終了
HEADCOACH
1-3という結果が示すように、アンラッキーなどといった言い訳はできない。ただし、決して試合内容は悪くなかったと思う。3失点ともリスタートからのもので、流れの中での決定機は作らせなかった。これまでの10ゴール中、8得点がそうであるように、まさしくアントラーズの持ち味はセットプレー。この1週間でシュミレーションしたものの、残念ながらまだ不足していた、あるいは成果が出せなかった。そして、グラウンドでわれわれのサッカーを表現しようとしても、必ず何か足りない部分があるもの。例えば、個人の持っている能力の違いで、アントラーズは多くの日本代表選手を輩出している。そうなると100パーセント抑えるのは、なかなか難しいものだ。また、中盤から前線への飛び出しが少なかったのも敗因の一つだし、崔龍洙のコンディションもあまりよくなかった。もちろん、結果には満足していないが、選手は頑張ったし戦ってくれた。評価したい。
─── 積極性が足りなかったように見えたが。
試合にアグレッシブに臨むという点は、われわれの課題の一つであり、そう思われてもしょうがないゲームだった。少しずつ進歩している最中といえる。
─── セットプレーのシュミレーションとは。
ここ4試合分から、考えられるリスタートをすべて洗い出した。しかし、質のいいボールを蹴った選手をほめるべきだし、あるいは1対1になったときの問題はどうしようもない。例えば、秋田よりヘディングの強い選手は、Jリーグの中でなかなかいないだろう。ある意味、別の選手を連れてくるより仕方がない。
セットプレーの問題を解決しないと・・・。だれかがやってくれるだろうという気持ちで、自分のマークを見ているだけ。もっと全員で対応していかなければいけない。
セットプレーで取られた3点以外はほとんど崩されていないし、ディフェンスもよく頑張ったと思う。ただ、一番気をつけなければいけないのがセットプレーだったんだけど……。シュートは浮かしてゴールを狙った。入れたかった。気持ちを切り替えて頑張る。
得点はしたが、相手に3点を奪われてからのもの。その前に何とかしたかったし、もっとチャンスを作りたかった。確かに、セットプレー以外はあまりチャンスを作らせなかったが、結果は結果。課題もはっきり見えたので、次の試合で修正したいし、今までもそうやってきたので前向きにいく。
点の取られ方が悪くて、自分たちのリズムができなかった。問題はセットプレーで、崩されたものはそんなにない。鹿島はやはり試合慣れしているという感じで、要所をきちんと抑えていた。ただ、セットプレー以外は、今のままで大丈夫だと思う。