われわれにとって、今シーズン最も最悪な試合だった。とにかく気持ちで負けていた。逆に、ヴィッセルは非常にアグレッシブに挑んできた。その結果、1対1の局面でもわれわれは後手に回り、その流れの中から作られたチャンスを確実に決められてしまった。原因として、水曜、土曜と連戦が続いた点が挙げらる。相手も同じ条件なので言い訳にはならないかもしれないが、アビスパ戦、レイソル戦といいゲームが続いたので、目に見えない精神的疲労があったのかもしれない。とにかく、いくらいい戦術を持っていても、気持ちで負けては試合に勝てない。そういう意味では、ヴィッセルに祝福の言葉を贈りたい。今のジェフの成績は、決して悪いものではない。選手も人間であり機械ではないので、常に100パーセントの力を出すのはムリ。今日はジェフにとって、いい日ではなかったと考えたい。

連戦の疲れの中で、全体的に動きが鈍かった。例えば前線からのチェーシングが狂えば中盤にもズレが生じるし、組織的なディフェンスは不可能。次回までに修正したい。

久しぶりの出場だったが、相手の調子がよかった。ウチのリズムが悪かったので、何とか流れを変えてやろうと思ったが、気持ちが空回りしてしまった面もある。もう少し人を使ったプレーをすればよかった。

0-3で負けていたので、何とかしようとピッチに入ったが……。疲れもあって、全体的に点を取る気迫に欠けていた。次は気を引き締めて臨みたい。