ホームで開幕を迎えるということは、精神的に非常に難しいもの。私自身もホッとしている。今日は試合の中で3つのステージがあった。最初は普通のゲーム。そしてわれわれに流れがきて、村井やチェ・ヨンスのいいプレーで2点を奪うことができた。しかし、失点してからパスをつなげなくなり、精神的にもナーバスになってしまった。最後の時間帯に、自分たちのゲームができなくなり残念だ。しかし、ゲーム自体は非常にフェアだったと思う。何枚かイエローカードもあったが、審判は絶対的な存在だ。今日は私にとってJリーグ初采配。実は昨日、FC東京と鹿島アントラーズのゲームを見に行った。いろいろ情報も入ってきたし、これからJリーグというものをさらに実感できるはず。いずれにしろ、3ポイントを得ることができてうれしい。

─── 崔龍洙の出来は。

彼はすごくいいプレーヤーだ。相手も彼を二人でマークしてくるので、われわれも他の選手がスペースを開けるといった動きが重要だ。とにかく今シーズンもチェ・ヨンスと他の選手がコミュニケーションを図り、いい関係を保ってほしい。

─── 昨日、ジュビロ磐田や鹿島アントラーズのゲームが行われたが、両チームと比べて足りないところはあるのか。

非常に難しい質問。今話すのはフェアじゃないので何ともいえない。ただし、すごくいいチームであることに間違いもない。

天皇杯で戦っていたし新しい選手も入っていたので、本当は京都はイヤな相手だった。ただ、村井を使おうという作戦だったので、そこから2点取ることができてよかったと思う。最後は苦しい展開になったが、みんながプレッシャーをかけたことで勝利につながった。

僕が交代で入ったのは1点差になった場面だったので、まずはディフェンスをしっかりして、ボールを奪ったら積極的に前へ出るようにと監督から指示があった。その要求を着実にやろうと思ったが、自分の出来としてはまだまだ。50点ぐらいです。

ケガで練習に合流するのが遅れたのが響いている。ただ、それは試合をこなすうちにだんだんよくなっていくと思う。今日の試合で出た課題は、流れが悪くなったときに立て直せなかったこと。後半途中でボールがつながらなくなってしまった。今日は勝てたからよかったが、この課題をクリアしないといつかはやられる。

前半は思ったとおりのサッカーができたが、後半は少しバタバタしてしまった。昨年はファーストステージ2位だったので、今年はそれ以上を目指して頑張る。

緒戦は負けたくなかったので勝ててよかった。（対面する）京都の選手は守備面が弱点だったので、どんどん上がっていけという指示だった。ドリブル突破はあまりできなかったが、センタリングなどうまくやれたと思う。また、2点目の得点に絡むことができてうれしい。前からああいう形を練習していた。