5.3(金) 15:00 第3節
市原
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G大阪
市原臨海競技場
試合終了
HEADCOACH
両チーム合わせて8ゴール。非常にドラマティックな試合で、見ているほうもスリリングな好ゲームだったと思う。ラスト1分の出来事は非常に悲しいが、サッカーとは何が起きるか分からないスポーツだし、ジェフの選手もキャラクターを十分に出していたと思う。ムイチン選手は今日で終わりになるが、彼は海外でもジェフでも常に全力でプレーする選手だった。今後も頑張ってほしいと思っている。
─── 最近、前半の動きが悪いゲームが続いているが、新しいシステムにトライしている最中だからなのか。
そうではない。前半というのは、どうしても落ち着くまでに時間がかかるものだし、今日に関していえば先制点を許してしまった。その後、相手はカウンターを狙ってきたし、ジェフにしてみればそれをつぶさなくてはいけない。今日は非常に難しい試合だった。
─── ムイチン選手の代わりは、どんなタイプを希望しているのか。
まだナビスコカップが3試合残っているし、そこで選手もいろいろ試したい。だから、今は何もいえない。
今日は絶対に負けたくなかったので積極的にいった。今までチャンスを作りながら点が入らないことが多かったが、今日はしっかりとゴールできたので、その部分では自信につながったとは思う。ただ、次の試合ではジェレ(ミリノビッチ)が出場停止でエド(ムイチン)も抜けるし、今日のように大量得点とはいかないはず。前線の選手が頑張ってくれれば……。中盤もいろいろ工夫しながらチャンスを作っていきたい。
前線に自分が1トップでいるのは少しつらく、納得いくプレーができなかった。本当はもっとゴール前で勝負したかったが……。ふがいないと思う。京都戦もそうだったが、勝てる試合をドローにしてしまった。もっと積極的にゴールへ向かっていきたい。
失点はカウンターからのものが多く防げたはず。また、点を取った直後に取られるなど、押せ押せになるのはいいが守備をしっかりやらないといけない。最後の失点は若さが出てしまった。
確かに昨年1年やった3-5-2システムに比べれば、今のシステムは完成されてない。しかし、最悪ではないし、連係がうまくいえば十分に戦えると思う。
マルセリーニョは前節にプレーしていないこともあって、だいぶ体が切れていた。少しイメージと違ったので戸惑った面がある。それに、マンツーマンでついていた前半は、マルセリーニョがディフェンスラインの間に入ってきて、その前の中盤のスペースが空いてしまった。ただ、後半はDFに任せるようにしたし、試合の中で修正はできたと思う。
ムイチンの最後の試合だったので、ぜひとも勝ちたかったが、よく最後までプレーしたと思う。ただ、イエローをもらってしまったため、これでナビスコカップが終わりになるのは残念。次の試合で中西選手と組むのは、監督の希望でもあったと思うが……。
残念ながら今日でチームを離れることになりました。でも、これからもジェフというチームを応援していきたいし、たとえヨーロッパに帰ってもサポーターの皆さんのことは忘れません。ジェフには昨年と同じ成績を残してほしいし、それができるチームだとも思っています。だから自信をもってプレーしてほしい。(日本語で)どうもありがとう。