TOP TEAM選手・試合情報

2002 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

8.11(日) 19:04 J LEAGUE DIVISION1 1stステージ第14節

ジェフユナイテッド千葉

市原

3-1
2前 半0
1後 半1
柏レイソル

日立柏サッカー場

試合終了

HEADCOACH

ベングロシュ監 督

千葉ダービーに勝つことができてうれしい。試合前まではケガ人に悩まされたが、出場した選手がルールにのっとってプレーしてくれたことを、すごくうれしく思う。選手がサポートを怠らず、そしてゲームの流れを読みながら試合を進めてくれた。イージーなミスが少なかったし、カウンターもうまく決まった。特に、両サイドの村井や坂本がボールを奪ったらすぐに攻撃に転じ、大柴、チェ・ヨンスの経験あるFWが危険な場面を作った。櫛野や他の選手も頑張った。それは、コーチやスタッフも同じだ。チーム全体がルールを守ってプレーできたことを、とにかく誇りに思う。レイソルも闘争心を前面に出して挑んできたし、競技場やテレビで見た人も面白かったはず。レフェリーもよかったし、インターナショナルなジャッジだった。中西が退場になった場面もフェアだった。

─── 今日の勝因は。

パス、コンビネーションがよかったし、いちばんうれしいのはディフェンスの頑張り。非常にコンビネーションがよかった。そして、カウンターが決まったのは決してフロックではない。選手がしっかりサポートしあったからこそ、追加点を奪うことができたと思う。

─── 主力が不在だったが。

とにかく出場した選手が頑張った。林も非常に優れた選手だが、今日はバランスがよかったので投入できなかった。茶野や武藤、モラフチク、羽生が帰ってきたときも、いいバランスを保つようにしていくことが重要だ。

─── 佐藤がよかったが。

彼も長谷部もよかった。佐藤に関してはナビスコカップで出場後、ケガで戦列を離れてしまったが、今日のパフォーマンスは十分だった。斎藤にしてもカバーリングは抜群だったし、よくやってくれたと思う。

坂本 将貴MF 23

中西さんの退場で急遽センターバックになったが、以前、練習試合で同じような局面があったのですんなりやれた。ただ、玉田や平山が張っていたし、ヨンスさんのコンディションもベストではなかったので、全体のバランスを考えるとサイドに戻るだろうと思っていた。そのとおりになった。

佐藤 勇人MF 14

最後は足がつりそうだった。ナビスコカップが終わってから、肉離れで練習試合も一度ぐらしいしか出てなかったので……。それでも90分、勝つために頑張った。3点目は克さん(大柴)がしっかりと決めてくれたので、初アシストになった。うれしい。これからは決定的なラストパスをもっと出せるようにしたい。

櫛野 亮GK 17

最近の試合は攻撃的なキーピングを心がけていた。ディフェンス陣が固定できない状況だけど、経験豊富な選手ばかりでカバーリングもしっかりしているし、1対1に負けるような場面もないので心配はまったくない。FKの場面は確かに難しいボールだったが、あれは触りたかった。今後、ああいったボールに反応していきたい。そうすればチームも今まで以上に調子が上がっていくと思う。

大柴 克友FW 9

久しぶりのゴールでうれしい。このところディフェンスにまわる場面が多く、ゴールに絡めなかったので本当によかった。ヨンスが視界には入ったが、その前に相手DFがヨンスにつられることが多かったので、自分でいくと初めから決めていた。10人になってから引いてしまったが、相手も10人になったのがラッキーだった。勝ちはしたけれど、課題はまだある。FWだけではなく、両サイドを含めた攻撃を今後は心がけていきたい。