TOP TEAM選手・試合情報

2002 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

10.20(日) 15:04 J LEAGUE DIVISION1 2ndステージ第9節

ジェフユナイテッド千葉

市原

2-1
0前 半1
2後 半0
柏レイソル

市原臨海競技場

試合終了

HEADCOACH

ベングロシュ監 督

エキサイティングなゲームだった。レイソルはすごくいいチームだし、カウンターアタックも危険。特に、3人のブラジル人選手にかきまわされ、倒すのはすごく大変だった。ただ、1点を失って自分たちのサッカーができなくなったにもかかわらず、選手が自信をなくさずコンビネーションを保ってプレーしてくれた。そして、ジュビロ戦に引き続き、選手が勝つ意識をもって臨んでくれたのが大きい。レイソルがPKを外したシーンも、GK櫛野がしっかり反応していたからこそ。あるいは羽生はまだ若い選手だが、最後までサンパイオと必死に戦っていた。ここまで3~4試合は1点差で落としているが、それは勝とうとする気持ちが足りなかったからだと思う。とにかく全員がしっかりやってくれた結果だし、いい千葉ダービーだったのではないだろうか。

─── 後半は攻撃のリズムがよくなったが。

ターニングポイントは林の投入。これでレイソルの守備にほころびができたし、大柴、チェ・ヨンスの2トップも動きやすくなった。

─── アジア大会帰りの阿部の出来は。

よかった。自信をもってプレーしていた。

─── 阿部を後ろのほうで起用する考えもあるのか。

アジア大会ではリベロとしてプレーしていたが、MFとしても読みがよく、あるいはFKのキッカーとして高い能力を発揮する。例えば今日は、スペースをオープンにしないような動きを見せていた。どうなるかは分からないが、彼がユーティリティプレーヤーであることには間違いない。

─── 佐藤が戻ってきたらどうするのか。

確かに頭を悩ませるところ。ただ、だれが入っても周りの選手とのコンビネーションが大事だ。例えば、今日はだれかが中盤でボールを持ったら、阿部、武藤、羽生が動き出し、パスの選択肢を増やしていた。村井も含め、こういった全体のコンビネーションを大切にしていきたい。

中西 永輔DF 2

ジュビロに勝った自信と、ホームで無様な試合はできないという強い気持ちで臨んだ。去年みたいに見ている人が楽しいと思うようなサッカーが、ここにきてようやくできだした感じ。これまで下のことは考えていなかったけど、今日の勝利でやりやすくなったのは確かだと思うので、これからも勝ち続けたい。

阿部 勇樹MF 6

(アジア大会から)帰ってきて、僕が入って負けたとはいわれたくなかった(笑)。久々に合流して特にチームが変わったとは思わないけど、ジュビロ戦からの勢いを感じたのも事実。向こうでもリベロという貴重な経験をさせてもらったし、とにかくこれからも頑張ります。

大柴 克友FW 9

勝つには勝ったが、不用意にボールをとられるような危険なプレーが多い。 相手に引いて守られたこともあったが、完全に崩すようなシーンもなかった。セカンドステージは立ち上がりから内容も結果も悪かったので、残り6試合すべて勝つつもりで少しでも上にいきたい。

武藤 真一MF 7

前節(ジュビロ戦)みたいにパスがつながらなかった。グラウンド状態もあるが自分たちの調子が原因で、プレスもあまりきかなかった。ただ、こういう状態でも勝つことができたのは大きい。修正点をチェックし、まずは次の試合も勝つことが大事。

斎藤 大輔DF 32

1点目は僕が絡んだミスだったので、チャンスがあればゴールを決めたかった。そのとおりになったからうれしい。前半は思うようなサッカーができなかったが、後半はみんなが前からプレスをかけにいった。バランスがよくなったことが勝因だと思う。まだ上位にいくチャンスはあると思うし、このまま勝ち進みたい。