3.15(土) 15:02 第2節
市原
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C大阪
市原臨海競技場
試合終了
HEADCOACH
ウチなりにいいプレーができたし、チャンスも作った。ただ、サッカーとはこういうスポーツ。いいプレーをしたほうが勝つとは限らない。結果というのは、ときに意味がなく最大の価値を持っているものだ。それよりも問題は、2点連続で取られたこと。でも、これから必ずよくなる。
─── ハーフタイムコメントに「ミスで相手にボールを渡しすぎ」とあったが、何が原因なのか。
とにかく練習でカバーするしかないし、それだけが問題ではない。ウチのチームに限ったことではないが、プレッシャーもないのに意味なくボールを失ってしまう。確実にボールを回すこと。ウチのチームは、まだまだレアル・マドリッドには程遠い。
─── 判断のミスが多いのではないか。
間違えてほしくないのは、ボールを失うことを責めているのではない。サッカーとはミスのスポーツ。ただ、ミスばかりでは勝てないということだ。
─── 空中戦から失点してしまったが。
ミリノビッチが不在だったし、ウチのDF陣は決して大きくない。今日はそのこぼれ球を入れられてしまった。負けたのは残念の一言だ。とにかく学ぶことが多い試合だった。次に同じ失敗を繰り返したら、何も学んでいないということになる。
─── 前半と後半でまったく違うチームになってしまったが。
相手のチームもあることだし、ウチだけが戦い方を決められる問題ではない。ただ、後半もアグレッシブに攻めて、チャンスを何度か作ることができたのは収穫。
─── 主力にケガ人が多いが。
普通に考えれば、グラウンドにいるべき4選手が合流していない。また、故障から復帰した選手も、まだ体力的にフィットしていない。なかなか90分もたない。特に、武藤や村井が走っている間は問題ないが、体力が落ちるとチームのポテンシャルも下降してしまう。
─── このままいけば負ける」とハーフタイムコメントにあったが、その根拠は。
書いて説明することはできないが、経験上からくるものだ。サッカーには100年の歴史があるが、得てしてこういう結果が多いもの。ミスが続いているチームには、必ずペナルティがやってくる。
─── 開幕まであと1週間だが。
特にいうことはないが、今日起こったことを常に頭の中でイメージしておくのが大事。
─── 今日も阿部がキャプテンだったが。
決してキャプテンのせいで負けたわけではない。今後?まだ分からないけど、まず、確実に毎試合出る選手がキャプテンを務めるのが理想だろう。将来的に考えれば、彼はジェフを背負って立つ選手。また、キャプテンの任務を与えれば、もっと自分の力を発揮するのではという心理的な部分もある。キャプテンマークを受けたものは、最大限の責任をもってプレーしなければならない。そういう意味で、すでにキャリアを積んでいるベテランよりも、若い選手のほうが適任ではないだろうか。とにかく負けて残念。まぁ、私のせいで負けたと一言いえば済むんだけどね(笑)。
ハーフタイムで監督にいわれたとおりになってしまった。決してそうするつもりはなかったんだが……。自分自身の体調? 7~8割といったところ。前半だけで終わってもいいから、とにかく今は立ち上がりからいけるところまで飛ばそうとプレーしている。
キャプテンについて?今日は試合に負けたので何ともいえません。勝ったときに聞いてください。
試合に出るとき、コーチから『点を取って来い。前線で頑張って近くにボールを落とせ』と送り出された。ただ、出場時間も少なかったし、あまりボールがこなかったので残念です。公式戦の雰囲気を経験できたので、今後、また頑張ってチャンスをモノにしていきたい。
後半?ウチが悪くなったというよりも、セレッソがよくなったということ。それでも、チャンスらしいチャンスはそれほど作らせなかったと思うが、セットプレーからやられてしまった。これまでセットプレーの練習をあまりやってこなかったので、これからどんどん練習していかなければならないと思う。その点が今後の課題。
ちばぎんカップなどで試合に出ていたので、緊張はあまりなかった。ただ、点に絡めなかったので悔しい。右ウイングというポジションはセンタリングもそうですが、中央へ切れ込んでいってシュートも打てるので楽しいポジション。今後も試合にコンスタントに出られるようにアピールしていきます。
チャンスは多く作ることができたとは思うが、ゴールに結びついていないのが反省点。まだまだですね。後半は受け身になった部分もある。両サイドが積極的に上がっていた?今日はボールがキープできていて、上がる余裕があったのでそうなった。