3.22(土) 15:04 1stステージ第1節
市原
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東京V
市原臨海競技場
試合終了
HEADCOACH
周囲の期待も大きいし、とにかくリーグ緒戦というのは難しいもの。試合に勝てたことはよかったが、もっと改善できる部分はある。例えば、今日の失点はミスによるものだった。半面、ちょっと時間は遅かったが、試合をひっくり返した点は評価できる。ただ、今日の勝利というのは決して大きなものではない。
─── 山岸がリーグ初登場で同点ゴールを挙げたが。
私は彼が昨年試合に出ていないということは知らない。なぜなら昨シーズンのジェフを知らないからだ。正直、今日は山岸について考えているヒマがなかった。あとから彼のしたことの偉大さを分かった。もちろんジョークだよ(笑)。同点ゴールを決めたのだから悪かったとはいえないが、それなりのプレーといえるだろう。やはり最初の試合だから少し硬かった。
─── 相手が10人になってから、茶野を下げて巻を投入したが。
同点の状況で相手が一人少ないのだから、当然ともいえる作戦。勝ちにいかなければならないし、相手が1トップである以上、バックラインに3人いる必要はない。
─── チェ・ヨンスのパフォーマンスについては。
私は彼について「常に試合を決める選手」と聞いている。最後までそれを待っていたよ(笑)。とにかく決勝ゴールを挙げたのは素晴らしいの一言。ただ、それが彼の仕事でもあるし、90分間を通して見た場合、いいプレーをしたとは決していえない。
─── 坂本がボランチに入り、さらに積極的に攻撃に絡んでいったが。
これまでサイドをやっていたからといって、決してディフェンシブな選手とはいえない。それよりも今日は中盤で攻めることができなかった。サッカーとは危険を冒さないといけないスポーツ。例えれば塩とコショウのないスープになってしまう。
キャプテンとして勝てたことがすごくうれしい。これからも結果を残していかなければならない。勝ちにこだわっていきます。今日は1点先に取られたことでリズムが作れなかったけど、後半早めに追いついたのが大きかった。そのままの勢いで最後まで臨めた。途中熱くなった?取られたら仕方がないけど、自分ではファールとは思っていませんでした。
坂本のクロスが素晴らしかった。彼に感謝しているし、ほかのみんなもよく頑張ったと思う。寒い中応援に来てくれたサポーターの皆さんのためにも勝ちたかったし、これからも頑張りたい。
前半はみんなが前へ前へといってしまったので、ハーフタイムで落ち着いて回そうと話した。1点取れば何とかなるとは思っていたが、セレッソ戦の逆のパターン(先制して逆転負け)になってよかったと思う。
スタメンということで、自分では緊張してないつもりだったんですが、やはり前半はよく周りが見えてなかった。失点の場面も同じで、パスを取られてしまった。ハーフタイムに先輩たちが『まだ後半があるから大丈夫だ』といってくれたので、後半から自信を持ってプレーすることができた。1点取ることができて自信になったのは確か。今後は経験をもっともっと積んでいきたい。
崔龍洙さんへのボールはイメージどおりだった。巻からボールを受けた瞬間にアーリークロスを出そうと思っていた。うれしかったですね。ボランチはボールに触る回数が多いので楽しい。今日の試合は途中、サポートにいこうと前にいってカウンターをくらってしまったり、多少バランスが悪いところがあった。守備に関しては2年ぐらいずっとやってきたので自信がある。山岸へのサポート?山岸は守備するタイプではないし、『山岸が抜かれた場合も考えておけ』といわれていたので、その点は注意していた。
内容的に勝ち点3を取らなければいけない試合だったので、そのことが達成できたのはよかったと思う。ただ、もっとチャンスには人数をかけていきたい。前線の3人でもっとアグレッシブに攻めていければと思う。ジェフの課題である、シーズン通していい状態に保つことを考えていきたい。
先週はボクが試合に出た直後に点を取られて負けてしまったので、今日の勝利はうれしい。相手が1人少ない状況だったので、前線でゴールに向かう姿勢を意識した。両サイドにうまくスペースがあったので、そこをうまく使っていこうと考えた。