8.17(日) 19:04 2ndステージ第1節
市原
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神戸
神戸ウイングスタジアム
試合終了
HEADCOACH
後半の内容には満足している。しかし、サッカーは前後半で成り立つもの。だから、トータルでみれば満足していない。特に、前半はただボールを回せばいいという意識が強く、あのままいったら失点していただろう。前半でよかったのは、点を取られなかったということだけだ。逆に、後半は機能したサッカーができたと思う。
─── 後半にリズムが変わった要因は。
リスクを冒してでも点を取りにいった。茶野はマンツーマンマークに強い選手だが、ゲームを組み立てるプレーヤーではない。そこで、林の投入を決断した。茶野がマークしていた選手を、引き続き阿部、佐藤がしっかりマークできたのも、今日の勝利につながったと思う。
─── 逆に、前半の出来が悪かった原因は。
グラウンドには相手の選手もいるということ。とにかく前半は、弾の入っていないピストルを撃ちまくったようなものだった。
─── 崔龍洙の不在も、前半の不振の原因の一つか。
関係ないし、崔龍洙がいたらヴィッセルも違ったプレーをしてきただろう。崔龍洙やサンドロがいなくなってジェフが変わってしまうのなら、それは本当のチームとはいえない。
─── スタジアムの芝については。
思っていたよりはよかったが、Jリーグの会場の中で比べるとよくないね。
ケガから復帰して初戦だったが、チャンスを作ろうと思ってピッチに出た。わりと中盤にスペースがあって楽だったし、ゴール前でのチャンスを作ろうというチームの姿勢が、林のゴールにつながったと思う。今後、もっともっとコンディションを上げていき、結果を残せるように頑張りたい。
前半はよくない内容だっただけに、点を取られなかったのが救いだった。開幕戦という大事な試合で勝てたのは大きい。次のホーム開幕戦でも頑張りたい。
開幕戦ということは意識せず、流れを変えるつもりでピッチに入った。決勝ゴール? その前のチャンスの際にうまくプレーできず、ベンチを見たら監督が怒っていた。次は何とか決めたいと思っていたので、本当によかった。ファーストステージの借りも返せたし、これからも出た試合で結果を残したい。