12.14(日) 21:01 第3節
市原
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大塚製薬
市原臨海競技場
試合前
HEADCOACH
1-0ならいろいろいわれるだろうけど、5-0だしね。決して簡単に勝てたわけではないが、こういう相手に対して普通にプレーするのは難しいもの。それができたという点、あるいは真剣に戦うことができたという点が重要だと思う。
─── 3人を一気に代えたが、テストだったのか、あるいは勢いをつけたかったのか。
あの場面で一人ずつ代える必要はないし、おっしゃるとおりテストという意味合いもあった。ただ、リーグ戦なら最後まで温存する考えもあるだろう。
─── 監督自身がカップ戦で気をつけていることは。
天皇杯という最高の戦いである以上、現状で一番いい選手を使い、一番いいチームを作ることが重要。ただし、日本に来てビックリしたのは、リーグ戦が終わった直後だというのに、来季の契約に関して動き出さなければならないルールがあるということだ。まだ天皇杯が残っているというのに、契約を更新しない、あるいは移籍が決まった選手がいるという状況では、選手も100パーセント集中できない。例えば移籍が決まった選手が、天皇杯でケガをしたらどうなるのだろうか。今の日本のルールはやりにくいと思う。カップ戦を終えてから、来季の契約について話し合いを始めるべきではないだろうか。
こういう相手でもしっかり点を取り、勝ったという点は納得している。ただ、もっとシュートチャンスはあったし、ゴールを決めることができたはず。これからは相手がどんどん強くなってくる。1回のチャンス、そして1点の重みを大事にしていきたい。
ちょっと実戦から遠ざかっていたので、裏に飛び出すようないやな動きができなかった。それに、前半はセカンドボールを拾う意識も足りなかったと思う。リーグ戦で勝ちきれずに悔しい思いをしたので、いい内容のサッカーで天皇杯のタイトルに挑戦したい。
相手はJFLとはいえ強いチーム。しっかり戦わないとやられると思っていた。そんな中でしっかりプレーできたのではないかと思う。練習では相手に守られた中で長いボールを入れてセカンドを狙うということをやってきたし、それも表現できたと思う。ただ、後半の最後は大量点が入って間延びしてしまったので今後の課題。ゴールについては入ってよかったが、その前に2、3本チャンスがあった。そこをキッチリ決められるようになりたいですね。
やはり天皇杯の初戦というのはJ1にとって難しい試合。他の会場でも苦戦してますからね、そんな中でしっかり勝つことができたのはよかったと思います。主導権を握れるというのはわかっていたが、今まではカウンターから失点してしまうことが多かったので、点を取られなかったのもよかった。ただし、前半は運動量が足りなかったですね。
今日の結果はよかったんじゃないですか。相手も強かったと思いますよ。それでも、ウチは優勝を狙うチーム。ここでつまづくわけにはいかない。しっかり点を取って勝つことができたのでよかったです。これからも今日以上に頑張ります。