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2004 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

2.29(日) 13:00 ちばぎんカップ 第10回

ジェフユナイテッド千葉

市原

0-3
0前 半2
0後 半1
柏レイソル

日立柏サッカー場

試合終了

HEADCOACH

オシム監 督

負けるべくして負けたゲーム。相手のほうが勝とうという意識が強く、ものすごくアグレッシブだった。ウチにとって負けたのはよかったこと。ただし、何がよくなかったのか、しっかり判断する必要がある。ウチの選手は、もっとよく考えるべき。なぜなら、ジェフの選手は成長していないからだ。今までよく走って戦ってきたのに、今日はまったく見られなかった。ジェフはいいチームではないのに、いいチームであるかのように振る舞った。これは私の仕事でもあるが、負けたことをしっかり受け止めなくてはいけない。そして、これからは練習試合ではないので、すべて100パーセントの力で戦わなくてはいけない。

─── 一番よくなかったのはメンタル面ということか。

もちろん、グラウンドに入れば選手のメンタル面がどうなっているかはわかるし、あとは集中の問題でもある。メンタル面が弱ければ、アグレッシブにプレーできないことにもつながる。対してレイソルはアグレッシブにプレーしてきたし、ウチは当たり負けもしていた。正直、レイソルは強かった。最初の2失点はセットプレーからのものだったが、とにかくいいプレーをしてきた。早い時間帯に点を取り、引いてカウンター狙いという鉄則どおりの試合運びだった。

─── マルキーニョスが、まだまだフィットしていないように見えたが。

いいプレーができないうんぬんというより、いいプレーをする機会が少なかった。対戦相手やシチュエーションにもよるが、今日はマルキーニョスの日ではなかったということ。でかくてごついレイソルのDFに抑えられ、一度もいい仕事ができる状況になかった。ただ、今後の彼にとって問題なのは、どのチームもそういうマークをしてくるということ。そこで何ができるかがポイントになる。 (最後に) 「レイソルの皆さん、おめでとう。ものすごくいいゲームだったよ。

羽生 直剛MF 22

キャンプや練習の成果がどれだけ発揮できたか、開幕に向けてどの程度できるかを試す機会だったが完敗だった。自分たちがやりたいプレーを相手にやられてしまった。全体を通してアクションが遅く、うまく動くことができなかった。確かに今日の試合ではコンビネーションがうまくいかない部分はあったが、それは開幕までに修正できるはず。負けたのはいい薬。開幕までに今日出た課題をしっかりとクリアしたい。

佐藤 勇人MF 7

こういった内容のゲームは今日に限ったことではなく、これまでの練習試合でもあった。だからこそ、早急に修正しないといけない。確かにゴールを奪えなかったが、ヨンスさんが抜けた穴は選手全員で埋めなければいけない。FWだけの責任ではない。周囲がもっとサポートしていきたい。まだ開幕まで多少時間は残されている。阿部とも話をしたが、全員で食事をするなどして、まずは気持ちの面での修正を図りたい。

斎藤 大輔DF 3

ボールの取られ方が悪く、そこからカウンターという形が今日は多かった。また、攻撃面でも自分たちの飛び出しが少なかったように思う。全体に動けていなかったし、この結果は当たり前。ただ、こういった試合でもせめて引き分けに持ち込めるだけの力をつけないといけない。とにかく今日は悪すぎた。どういった課題を修正するか以前に、イチからやりなおしです。

坂本 將貴MF 2

全体的に動きが悪かった。それは気持ちの問題だと思う。全員に今年もいけるだろうという甘い気持ちがあり、それがこういった結果につながったんだと思う。茶野やミリノビッチがいないといっても、リーグ戦でもこういった場面は出てくる。疲れも言い訳にはならなし、するつもりもない。とにかく、もう一度今日のゲームを見つめなおして、開幕戦に臨みたい。