6.20(日) 15:04 1stステージ第14節
市原
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大分
大分スポーツ公園総合競技場
試合終了
HEADCOACH
トリニータ戦だけ考えたら、ジェフはチャンピオンでしょうね。とにかく90分間、難しい試合だったが、ジェフが常にリードしていたので、それが有利な部分ではあった。そのぶんトリニータは、リスクを冒さざるを得なかった。ホームゲームで1点を失ったチームは、観客からも後押しされて攻めざるを得ない。そこで、どうしてもリスクを冒さざるを得なくなる。また、今日はいつもは試合に出ないメンバーを起用した。これからのことも考えると、すごくよかったと思う。
─── 前半、中盤が開いてディフェンスラインが下がり気味だったが。
私はあんまりそう思わない。試合中の一部分でそういう時間帯があったかしれないが、ウチはレアルじゃないし、必ず中盤を支配しないといけないわけではない。もう一つ、ウチは今回中盤を飛ばした。要は、レギュラーで中盤をできる選手がいなかったということだ。そういう意味でも3トップ気味にして、羽生と坂本をディフェンシブな中盤にした。マルキーニョスと林は、あまりディフェンスをできる選手ではない。そこはかけでもあったけどね。ただ、その二人がグラウンドを広く使い、サイドにいたときにトリニータは混乱した。逆に、二人が中央に入ってしまうと、相手にサイドのスペースを与えてしまう。そのときはウチの中盤4人に対して相手が6枚になるので大変だったと思う。そういう意味では大変な試合だったが、正直いって今回はしっかり勝てた。マルキーニョスや坂本をはじめ、ジェフのほうがチャンスもあった。最後は相手にもチャンスがあったが、ひょっとするとリーグ戦が開いて運が戻ってきたのかもしれない。今のジェフは、選手うんぬんよりも運に左右される要素が大きいということ。
これまで勝ちきれない試合が続いていたし、最終節、あるいはセカンドステージにつなげるためにも、今日は絶対モノにしたかった。だからこそ最終節も頑張ります。
確かに主力は欠けていたが、ウチはスター選手がいないチーム。みんなで攻めてみんなで守っていこうと話していた。みんなとは11人だけではなく、契約している全員。そういう意味で若い選手が頑張ってくれたと思う。あるいは90分間、下を向かずに戦いきったのが勝因では。
何人か主力を欠いた中で、結果を残すことが第一だった。土壇場で決勝ゴールが決まり、まずは目的を果たしたゲームだと思う。
緊迫した場面でのデビューでしたが、チームが勝てるように頑張りました。最初のボールタッチをするまでは雰囲気に飲まれましたけど(笑)。とにかく、みんなで勝とうという意識が強く、それが結果に表れたのでよかったです。