7.17(土) 19:02 第5節
市原
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浦和
さいたま市浦和駒場スタジアム
試合終了
HEADCOACH
まるで壊れたビデオのように、同じシーンがグルグルと回っている。昨シーズンから同じシーンばかりなのだ。先制しながら追いつかれ、あるいは逆転負け。それが10回も続いているということは、機械が壊れている証拠にほかならない。レッズが身体的に新鮮だったことは確か。ウチは3日間だけキャンプをしてこの試合に臨んだので、レッズよりも疲れていたのは否めない。前半は何もできなかったし、しなかった。後半はだいぶよくなり、ウチにもレッズにもチャンスがあった。しかし、ウチはいつも最後にこうなってしまう。
─── 同じことを繰り返す原因は?
あれしかできないということ。サッカーの質ともいえるし、集中が続けられるかどうかでもある。集中を続けられない選手は、これから試合に出場するのが難しくなるだろう。それだけ重要なことであり、ものすごく大事な要素なのだ。例えば近代サッカーでは、練習試合でも勝たなくてはならない。そういうプレッシャーに耐えられるかがポイントであり、それはウチだけでなく日本全体の問題ともいえる。とにかく1週間後に会いましょう。また同じ展開にならないことを期待したいね。
チームの前半の動き? 準備の問題。やはり疲労があって、みんなの動きが鈍かった、確かにゴールは挙げたけど、何度かサイドを破られたし試合にも負けた。プラマイゼロという感じ。得点のシーンは林くんにありがとう。自分個人のゴールではない。ただ、あそこに走れたことは大きいです。
ボクが入って大きくマーク、ポジションが変わったことで、指示は出したがうまく伝わらない部分があったかもしれない。さらに、レッズの永井選手の交代出場で混乱してしまった。ただ、前半に比べて後半はチームとして機能していたと思う。引き分けは考えてなかった。勝って決勝トーナメント進出を決めたかったんですが……。
前半、全体的な動きが悪かったのがすべて。疲れているのはわかるがもっと動こうとハーフタイムに話をして、ようやく後半は動けるようになった。でも結局、これまでと同じような負け方。相手の勢いにやられてしまった。せっかくリードしたんだから、そのリードを守れるようなずる賢こさをもっと身につけないとダメだ。
前半は全体的に動けず、内容が悪かった。動いてボールを回すことができなかった。後半は修正できていたが、ラスト10分を守ることができなかった。これが今のジェフのすべてですね。集中力? まったくそのとおり。合宿で疲れていたという言い訳はしたくない。ゴールシーンは自分でシュートを打つことも考えましたが、中を見たら楽山がいて、その確率が高いと思いパスを出しました。