10.23(土) 15:04 2ndステージ第10節
市原
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名古屋
名古屋市瑞穂陸上競技場
試合終了
HEADCOACH
今日は、内容までこだわれる試合ではなかった。グランパスは、絶対に勝たなければいけない試合だっただろうし、ジェフ、グランパスがお互いを知り尽くしている中で、確かに難しい試合になった。ただ、グランパスは必ず勝たなければいけないというプレー、リスクを負った攻めをしてきた。そこをジェフはうまく利用できた。みなさんもわかっていることだが、マルケスとウェズレイ、そして中村をしっかりと抑えれば、グランパスの攻撃は難しくなるということだ。当然のことだけどね。そして、最後にはジェフが勝った。
─── 先制点を挙げた村井選手について。
村井はもっといいプレーをするべきだと思っている。彼が持っている才能からすれば、彼はまだそれを生かしきっていない。そういう意味ではもっとできると思っている。もちろんいいプレーをした。だけど彼はもっといいプレーを繰り返せる選手だ。
─── 前半でサンドロ選手を交代したが。
みなさんが見ててわからないこともあるとは思うが、サンドロは前半の時点でケガをしていた。そのままプレーし続ければ、完治するのにシーズン終了までかかる大きなケガにつながると思った。ジェフはすでに林やそのほかのFWもケガをしている。これ以上ケガ人を増やすわけにはいかなかった。試合では、選手を交代せざる得ないときもあるものだ。そういった意味で、今日は運がある部分とない部分があった。運がある部分は(水野)晃樹がいいプレーをした。また、芳賀も遠征メンバーに帯同している。今後、若い選手がどんどんメンバーに入ってくるだろう。
─── 結城選手にはどういった指示を出したか。
クライトンにしっかりつけといった。それだけの仕事だが、ものすごく大きな仕事だ。マークにつけというのは簡単だが、実行するのは大変なことだ。
─── 水野選手について。
もちろん彼は彼なりに頑張った。頑張った以前に、すごいいいヤツなんだ。だけど、いいヤツだからって、いいところだけを見るわけにはいかない。彼にももっといいプレーをしてほしいと思っている。
─── セットプレーも蹴っていたがそれだけの信頼があるということですか?
もちろん、信頼がなければグラウンドにはいないよ。
─── 途中経過だが、浦和が2-2の引き分け。
そのことについてはなんとも思っていない。もちろんそういったことも踏まえて、計算しているが、大事なのは自分たちのことを考えること。ことわざで『自分が持っている馬と自分を信じろ』というのがある。いまはそういった心境だ。
前半の最初からいい感じで進められていた。その段階で点が取れればもっとよかったのですが、サンドロのケガ、斎藤ができなくなるというアクシデントが続いて思うようにできなかった。でもその中で、全員が与えられたポジションをきちんとこなした。集中力が続いていた。一人少なくなった状況でも、みんなが走って全員で戦えたというのがすごく大きい。次の試合はホームなので、絶対に勝ちたいと思うし、これからずっと負けられない試合が続く。いいサッカーをするとともに、いい結果を残したい。
試合に出れたことはよかったが、その中で普段やっていることを実践する難しさを感じたし、ミスが目立った。チームに迷惑かけてる状況。今後はミスなく、なおかつ、得点に結びつけるパスを出したり、自分で得点したりしたい。そのために、練習をもっとしっかりやっていきたい。課題は守備の面。相手との距離が遠かった場面もあったので、改善していきたい。
難しい試合だったが、この試合に勝てないと優勝に向かえない。勝ててよかった。ゴールに関しては、今季点を取ってなかったので、積極的にシュートを打っていこうと思っていた。それがいい形でゴールになってよかった。とにかく、次のホームでも絶対に勝つようにチーム一丸となって頑張るので、臨海競技場まで足を運んでください。