5.1(日) 15:04 第9節
市原
|
川崎F
等々力陸上競技場
試合終了
HEADCOACH
このような試合は最初に点取ったほうが勝つ試合だと思っていた。そして、神経の図太いほうが勝つ。試合の流れの中で賢いプレーするほうが勝つ。残念なことに試合前に、選手たちにはどういうことが起こりうるか話した。そのとおりのことが起きた。本当に残念だけどそのとおりになった。頭も痛いし、心臓にも悪い試合になった。ただ、うちはアウエーなのに、ホームであるフロンターレに、待たれて、カウンターで点を取られたのは残念。ただ、内容的に向こうがしっかりと勝ったと思っている。
─── 失点後、ストヤノフ選手とは何を話していたのですか?
各監督には、それぞれ、グラウンドの中で自分が信頼している選手がいる。私としては、ストヤノフのような選手はほかの選手では救えない状況を救える選手だと思っている。そのような状況で強く話し合いをした。ただ、彼のミスで失点したのではない。私にとって、ストヤノフは信頼する選手だということ。彼ならこのあとの状況を変えてくれるという人間に対して私は怒鳴る。自分のことしか考えない選手に怒鳴っても状況は変わらないからね。
─── フロンターレは守りを固めてきた。
論理的なことだとおもう。試合が多いので、フロンターレの選手も疲れたいただろうし、いつものように攻めることはできなかっただろうし、ジェフが前から攻めてくると予想もしていただろう。そういったことを含めて、彼らはやるべきことをやった。そして、うちのミスを誘って1点を取ったということ。そのチームの質でもあり、体力が万全ではない状態でやるべきことをやったという意味ではよかったと思う。これは、チームに対してのほめ言葉です。
3試合連続でスタメン出場だったが、今日のようなプレーでは今後は危ない。ボクは黒津選手をマークしたが、相手が想像よりもトリッキーなプレーをし、速かったこともあり、うまく対応ができなかった。試合後、オシム監督には一人ひとりがかなり厳しいことを言われた。この反省を生かし、次の試合、絶対に勝てるように頑張りたい。
うまくサイドから崩すことが出来なかった。先にゴールが奪えれば状況も変わったと思うが……。とにかく、引いた相手に対して、どうやって点を取るかが今後の修正点になると思う。
とにかく、すべてがうまくいかなかった。ボールもうまく回らなかったし、相手の裏を突くような攻撃もできなかった。
前線でもう少しタメを作れればよかったが、逆に、前でボールを失ってカウンターをくらう悪循環におちいってしまった。相手がどうというよりも、自分たちでリズムを失っていった。もう少し、外から攻めることが考えないと、中を閉じてしまっている相手に対しては厳しい。後半、少し、リズムを取り戻したところでの失点だけに、なんとも悔しい。