7.2(土) 19:04 第13節
市原
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神戸
神戸ウイングスタジアム
試合終了
HEADCOACH
まずは、この試合をオーガニゼーションしている人達が間違っていると思う。屋根を閉めたことによって両チーム、そして観客を苦しめたことになった。このような環境で走ることは本当に難しいこと。
また、ヴィッセルのような状況に置かれているチームと対戦する相手はそう簡単にプレーはさせてもらえない。それはもちろん、相手は勝たなければならない状況にあるからだ。そういう意味では相手はアグレッシブに来るもので、ある時間帯はヴィッセルも積極的なプレーをしていた。ただ、やはりこのスタジアムの屋根が閉まっていることによって、ヴィッセルの選手も走れずに疲れていた場面が見られた。ジェフにとってはこのリーグ戦の中で今日が一番残念だと思う試合になってしまった。ただ、ヴィッセルのみなさんはヴィッセルの選手が最後に打ったシュートが入らなかったことで残念に思っているはずだ。
─── 今日の試合が一番残念な試合になったというのは、あれだけたくさんチャンスがあったからということでしょうか?
あったでしょうね。チャンスは。ただ、私たちのせいばかりではなくやはり、ヴィッセルのキーパーがよかったという理由もあります。ヴィッセルの選手まで私たちが代えるわけにはいかないでしょう。
ヴィッセルにとってもやはりこのような状況に置かれているというのは厳しいと思う。ミスができないプレーを続けざるを得ないわけだから。常にプレッシャーを受けているでしょうね。だから、最後はこのような結果になったのだと思う。
─── 要するに今日の試合は屋根を開けてやるべきだ。そういうことですか?
それは当然。もともと開けたほうがいいと思うし、今の季節の状態からして、湿気がこもってしまう。普通の人でさえも湿気で汗をかくような状態で、選手たちはさらに走っているわけだから、その湿気で集中できない部分もあった。私が思うに、ヴィッセルがここでわざと屋根を閉めて湿気のある状態で練習してきたとは思えない。そういう意味ではジェフにとってもヴィッセルにとってもハンディキャップになった。
失点シーンは痛かった。チャンスを決めないとこういう試合になる。もったいない。連戦なので試合を続けていく中で修正していかなければならない。この試合を次に生かしたい。
たしかに、暑さはあった。動きが少なく、ボールを引き出す動きがなく、外側でボールを回していたり、横パスが目立った。正直、中断前から変わっていない。切り替えていくしかない。
前半は、チームとして何もできず、全体的に動けず、相手が引いている中、後ろで回しているだけの場面もあった。そして、悪い時間帯に失点した。後半、運よく追いついた。自分もシュートをはずしたし、責任を感じている。チャンスを決めていれば、流れが来たかもしれない。決めるとき、決めていかないと上へはいけない。勝たなければならないゲーム。悪いなりに勝っていかなければならない。より上を目指すには勝ち点3を取り続けるしかない。(後半、決定的なシュートをはずした場面は、)自分が蹴ろうとしたところとちがうところへいってしまった。