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2005 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

9.3(土) 18:03 J LEAGUE DIVISION1 第22節

ジェフユナイテッド千葉

市原

1-1
0前 半0
1後 半1
サンフレッチェ広島

広島

広島ビッグアーチ

試合終了

HEADCOACH

オシム監 督

今日は本当に暑かったね。環境やグラウンドだけではなく、結果も含めてすべて熱かった。正直、ウチのほうが勝ちに近かったと思う。最初の15分は完全にやられていたが、ウチも疲れていたし、あるいはサンフレッチェがモビリティのある試合をしたからだともいえる。相手が上位にいることが偶然ではないことを証明した時間帯だった。それ以降はウチがボールを動かし始め、流れが逆になった。疲れた体が温まって動き出したといえるだろう。(後半の最初に)不運なゴールを許してしまったが、サッカーではよく起こること。ウチも点を取ったわけだし、最後は現実的な結果に終わったと思う。サンフレッチェのサポーターには申し訳ないけど、具体的に見ればこのような結果になるのも当然といえるだろう。それにしてもウチの選手が、疲れた中でもあれだけ走っていたのは驚いたよ。

─── 今日は山岸と坂本が逆のサイドを務めたが、その理由は。

必要だからそうしたんだよ(笑)。真ん中も含めて坂本はいろいろなポジションができる選手。そこで、経験のある服部につけようと思った。一方、駒野を抑えるために山岸を高めに配置し、さらに佐藤もつけてコントロールしようとした。実際、それがうまくいったとも思う。例えば、チェルシーやレアルみたいにエキスパートがいれば問題ないが、、ウチはそうではない。だから、一つのチームの中でポジションを変えて対応することが要求される。もう一つ大事なのは、どんなシステムであろうとウチの選手がしっかり対応できるようになることだ。

坂本 將貴MF 2

前半は相手のシステムに合わせすぎてしまったかもしれない。ガビ(ポペスク)の後ろにボクを置いて臨んだが、守備はともかく攻撃面でもボールがうまく回らなかった。ただ、工藤や林が入ってほとんどウチのペースになり、チャンスも作ることができた。そういう意味では決して悪い試合ではなかったが、ロングボール一発で失点しまうのが……。反省しなければならない。

山岸 智MF 16

ゴールシーン? ゴチャゴチャしていた中で、足を伸ばしたら入ったという感じ。少しトゥキック気味でした(笑)。今シーズンは外しまくりだったので、少し気が楽になりました。1点入ったら続けて取れるタイプだけに(笑)、自分でも期待しています。チーム全体で見れば、ああいうフォーメーション自体をやったことがないので前半は戸惑ったけど、後半は早いボール回しができた。ウチのサッカーができれば相手も疲れてくる。これからも自分たちのサッカーがいかにできるかにかかっていると思う。

巻 誠一郎FW 18

なかなか前線で起点になりきれなかった。外からのボールには対応できたが、ワンクッション入れて外を使うようなプレーができれば、もっとチャンスが増えてくるのは間違いない。林も調子が上がってきているし、できれば後半のような2トップでやりたいけど、それはともかく今日は起点になれなかった点が反省です。