10.22(土) 15:03 第28節
市原
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神戸
フクダ電子アリーナ
試合終了
HEADCOACH
最後にこのような結果になって、非常に驚いている。最初の1時間は1点こそリードしていたものの、まったく動きがよくなかった。ヴィッセルはきれいにボールをつないでくる、すごくいいチーム。ただ、ウチにとっては逆にそれが助かった。危険なプレーをしてきたら、このような結果にはなっていなかったかもしれない。そして、試合開始から1時間たってウチもボールをつなぎだしたことで、最終的にこのような結果になったと思う。もし、ヴィッセルと同じようにパス回しが優れていて、さらに危険なプレーをミックスしてくるようなチームなら、ジェフが今日のようなプレーをしていてはとても勝てないだろう。選手はもっと相手を尊重し、最初からタイトにマークにつかないといけない。
─── 後半10分にポペスクが退いたが、予定どおりの交代か。
ポペスクに関しては、できるところまで全力でプレーするようにと話してある。それが90分なのか、あるいは30分なのかは試合をしてみないと分からない。ただ、彼は自分が何をすべきか分かっているし、走れない分、周りがいかにカバーできるかが重要になる。
─── 次節は監督が代わってから5勝1分けと負けがない大分トリニータ戦だが。
今の質問は、ジェフも監督を代えると5勝できるという意味かな(笑)。トリニータの試合をほとんど見ているが、選手が自信を持って戦っているのが大きい。前からいる選手に新しい選手が加わったが、とにかくチーム全体で自信を持っている。「飛びかけた飛行機は、最初がよければ勢いよくそのまま飛び続ける」ということわざがある。今、トリニータは勢いがついた状態だと思う。ただ、どんなチームでも全力で戦うことが大事であり、一人前になったと思った時点で足元をすくわれるもの。どんなチームでもね。
─── フクアリ初勝利に関しては。
一度負けてみたら、勝ったときの印象が分かるんじゃない(笑)。とにかく、選手が成長できる雰囲気にしていってほしい。
素晴らしいゴールが決められてうれしい。フェイントを入れてGKの逆をとろうとしたが、狙いどおりうまく決まって驚いているよ(笑)。観客席が近いし、スタジアムも素晴らしい。もちろんリーグ戦でも優勝のチャンスはあるが、ウチは若いチームだから意識するとプレッシャーになる。だから、目の前の1試合を大事に戦わなければならない。
素晴らしいスタジアムで、しかもリーグ戦初ゴールを決められてうれしい。自分が試合に出たときは、ほぼ勝負の行方は決まっていたので、とにかくいけるところまでいこうと思ってプレーしていた。4点とっても最後までチーム全員が必死に見えた? それは、動けば観客の皆さんが反応してくれるからじゃないですか。だから自然にそうなっているんだと思う。
フクアリ初勝利で点数もたくさん入ったので、とりあえずよかった。ただ、課題も多かった。特に前半は、中盤からの飛び出しに対応できていなかった。ハーフタイムでも中盤から前のプレッシャーを強くするように指示されました。得点? うまくボールがこぼれてきてくれたし、時間帯もよかった。ただ、試合自体は簡単ではなかったし、前半のチャンスを外したのも反省です。とにかく、サポーターの声援が力になっているのは確か。次も頑張りたい。
勝ったのはうれしいが、特に前半の出来がよくなかった。佐伯選手や遠藤選手の動きに対して、ウチが後手を踏んでしまった。あるいは、前半でウチがもっとたたけるチャンスもあった。マークの受け渡し方など、修正点も多かったゲーム。
前節のオープニングゲームで勝てなかったので、今日の勝利はうれしい。ただ、前半はカバーリングが曖昧で相手に攻められてしまった。後半は修正できたが、その辺が今後の課題です。それに、前半のチャンスを決めることができていたら、もっと楽に戦えたはず。確かにナビスコカップの決勝も控えているけど、まずはリーグ戦に全力で臨むことが大事。