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2006 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

2.19(日) 13:00 ちばぎんカップ 第12回

ジェフユナイテッド千葉

市原

2-0
0前 半0
2後 半0
柏レイソル

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

オシム監 督

今日、試合をやりましたっけ? それは別として新シーズンが始まるときに大事なのは、健康であり新たな気持ちを持つということ。それを踏まえたうえで、今日の話ができる。結果はそんなに大事ではなかったが、試合には常に結果がつきもの。特に、ウチにとってよかったのは、相手が強かった点だ。レイソルは今季J2で戦うが、選手はそろっているし気持ちも強いものを持っている。実際、キャンプ中にはJ1勢に勝っているわけだし、そのチームに勝てたのはすごくよかった。また、レイソルは前からプレッシャーをかけ、アグレッシブに挑んでくるが、こういったチームはJ1勢の中にない。ひょっとすると今後、レイソルのようなサッカーをしてくるチームがJ1の中に出てくるかもしれないし、ウチにとっては練習になった。特に、前半の最初に対応できていなかったのが課題といえる。ウチは今日、レギュラークラスの数名がいなかったし、コンディションも整っていなかったかもしれないので、開幕にむけていろいろやりたい。

─── 今季で4年目の指揮となりますが、抱負を教えてほしい。

皆さんが上を向いて聞いてみてください。ひょっとすると答えが返ってくるかもしれませんよ(笑)。私の口から、今季に関して何ができるかは言いにくい。他のチームは大きな補強をしてきた。たくさんのチームが上位を狙っているし、白熱した争いになるのは間違いないだろう。そういう意味で、ジェフは今までよりも大変なシーズンだと思っている。今季、ウチがどういうシーズンを送れるのか、誰とも約束はできないしウソもつけない。

─── いろいろやりたいということだが、例えば後半、羽生選手がワイドに開くなどの動きを見せていた。そういったことも含まれるのか。

羽生はいろいろなポジションができる選手。彼がいることは大きいが、坂本も山岸も多くのポジションをできるプレーヤーだ。例えば、ウチが2ストッパー+リベロの布陣で臨んだとしても、相手が1トップできたら意味はない。その際は阿部のストッパーもあり得るだろう。とにかく、メンバーを変えるよりは、中の11人で対応することがジェフでは大事だと思っている。

─── 水野選手の評価は。

二つの方向で見てほしい。走り方がエレガントであり、性格のいい少年というのが、彼に関する主な見方といえるだろう。しかし、彼はシーズンの最初にケガをした。コンディションがまだ整っていないこともあって、立ち上がりは走ることができずに、ようやく途中から調子が上がってきた。彼はまだ若いし、ときに子どものような振る舞いを見せる。もっといいプレーをしてほしいと思っている。

結城 耕造DF 24

無失点で勝つことができたのはよかったが、個人的にもチームとしてもミスが多く、たくさんの課題が残った。レイソルは前からのプレスが厳しく、そのプレーに最初は戸惑ってしまった。トルコキャンプでは立ち上がりの失点、カウンターでやられる場面があったので、無理に前線に上がらずオーバーラップはストヤノフにまかせ、自分たちはしっかり守備をしようと試合前に話し合った。それだけに無失点はよかったが、それでもまだまだ。特に、立ち上がりのプレーが悪かったのはメンタル面の問題もあると思う。開幕までに修正していきたい。

佐藤 勇人MF 7

3枚のボランチのうち、特に前半は一人がもう少し積極的に上がっていければよかったが、そこがうまくできなかった。ただ、トルコキャンプ中に出たディフェンス面での課題を考え、無理に前にいくようなことはしなかった。それでも前半は相手のプレスが厳しく、こちらもファウルなどを犯してしまった。失点こそしなかったが、ああいった場面から相手にゴールを奪われる場面があるので、ファウルをしないように気をつけたい。

羽生 直剛MF 22

内容としては満足いかない部分もあるが、結果を残せてよかった。やろうとしている部分はあまり出せなかった。特に、前半はディフェンスに人数をかけすぎ、攻撃に移ったときに前に出て行く人数が足りなかったように思う。まずは守備といった気持ちがあったので、慎重になっていたかもしれない。パス回しが遅く、ビルドアップもうまくできない場面があった。ボールを持っている選手の周囲が、もう少し早く動いてサポートしていきたい。

山岸 智MF 16

前半に点を取られなかったのはよかった。個人的にはチャンスをいかせなかったのが残念。コンディションを上げて、もっといいプレーをしていきたい。今シーズンも優勝争いができるように頑張る。

坂本 將貴MF 2

立ち上がり、相手へのマークが徹底できなかった。相手のプレスが早く、そういったチームに対してどうするのかは今後の課題。得点はラッキーですね。アシストに関してはマリオは見えなかったが、GKとディフェンスの間にボールを入れればと思って蹴った。うまくマリオが入ってきてくれてよかった。昨シーズンは開幕から3引き分けと勝ちきれない試合が続いただけに、今季はしっかりと勝てるようにしたい。

水野 晃樹MF 8

得点場面はうまく人数をかけて攻撃することができたと思う。今日は先制点を取られないように、コンパクトにしようという意識があった。ただ、相手のカウンターについていけない場面もあったので、そういった点は修正点です。