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2006 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

6.8(木) 19:00 J LEAGUE YAMAZAKI NABISCO CUP 準々決勝第2戦

ジェフユナイテッド千葉

市原

3-2
3前 半1
0後 半1
セレッソ大阪

C大阪

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

アマル オシム監 督

今日は最初の40分間をうちの選手たちがしっかりと、真剣に戦えたことで、決まったゲームだった。それにより、オープンな試合、打ち合いになった。多くの点は取れなかったが、本当にいいコンビネーションが何度も続いた。これほどのチャンスを作れる試合はこれからもなかなかないと思う。

─── 昨年のベスト4と、ディフェンディングチャンピオンとしてのベスト4入りは違うものですか?

もちろん、今回、ディフェンディングチャンピオンとして準決勝に進出するということは、去年に比べれば責任が重いことだった。なぜなら、チームの質にかかわりなく、去年、優勝しているということで、人々の期待が大きいからだ。正直、去年は準決勝に進むことを期待していなかった。その中で予選リーグを通過し、準決勝まで進んだのだ。準決勝に残った4チームは実力が伯仲している4つのチーム。あとは何が起こるかはわからない。日本もワールドカップの予選を通過できるといいね。そう思っているよ。

─── アウエーで5-2の勝利。この試合に臨むに当たって慢心があってもおかしくないが、その中で最初の40分間をしっかり戦えたことについてはどうですか。

しっかり40分間を戦えたというのが答えだ。私がいっていることを、もう1回証言しているのか、しっかりとした質問なのか。どちらですか? あなたがいっているように、今回の試合で一番よかった部分が最初の40分間をしっかりと戦えたことだ。これからも試合は続くが、難しい試合、簡単な試合、どんな試合でも全力を尽くして、真剣に戦うということが、大事なことで、今回はそれができたことが一番の収穫なのだ。若い選手やいろいろな選手がいるが、とにかく、戦えたことが一番だ。

要因を聞いているのはわかるが、選手が一生懸命戦うのは当然のことだ。何をさておいても、一番にやるべきことだ。

─── 巻選手が抜けた当初は攻撃面でチグハグな感じがしたが、ここにきて修正できているように思うが。要因は?

まずは、巻がここにいたほうがよかったのは確かだ。マリオに関しては、最近、彼は1トップでプレーをしていて、スペースや自由があり、攻撃に集中できる、ディフェンスにあまり気をつける必要がないということが、彼がいいプレーをはじめた要因の一つだ。もう一つはケガが治ってきたということ。それが一番の要因だ。ここに巻がいて、マリオと2トップを組み、しっかりとプレーができれば、どのチームにも恐れられるはずだ。ただ、マリオと巻が機能するためにはほかの何人かの選手も必要だけどね。マリオと巻はまったくタイプが違うので、巻は巻にしか取れないようなゴールの取りかたができるし、ディフェンスもするし、スペースを作ることもできる。欲をいえば、ほかにも選手はほしいが、ジェフはいつまでたってもジェフだから、自分たちの道をみつけてやるだけだ。

水本 裕貴DF 4

2アシスト? たまたまです。ただ、今日の試合はホームだし、3点のリードがあるとはいえ、絶対に勝って準決勝進出を決めたかった。みっともない試合はしたくなかったので、チームの勝利に貢献できたことはすごくうれしかった。ただ、3点リードしてから2失点するなど、課題はある。そういった課題をいかに修正していくかが大事。ボクはディフェンスなので、いつも無失点に抑えられるように頑張り続けたい。攻撃参加? いつも、(斎藤)大さんがゴール前まで上がっているのをみているので、ボクもうまく上がっていければいいなと思っている。これからも頑張ります。

坂本 將貴MF 2

今日は立ち上がりをうまく戦えた。昨年の準々決勝は第1戦を3-1でリードしながら、第2戦の前半時点で、トータル3-3に追いつかれていただけに、今回は十分に気をつけた。そういった部分で少し成長できたとも思う。ボールはうまく回せていた。今日のような2バックにすれば攻撃の枚数は多くなるから、攻撃面ではプラスの部分もあるが、逆にディフェンスでは相手と同数で守らなければいけない場面も出てくる。そういった部分ではまだ修正しなければいけない点もあった。もっと、選手間で話もしていかなければならないと思う。

ハースFW 10

とてもいいゲームができたと思う。点を取ることでいいリズムを作ることができた。自分の1点目は山岸からいいパスがでてきて、そのあとは、うまく体を使うことができ得点になった。その後、セレッソのディフェンスもよくなかってきたが、運もあって、チームとしての3点目を取ることができた。FWにとっては、そういった運も必要だと思う。確かに、調子がよくなってきたので、ここで中断を迎えるのは非常に残念だが、これは変えられないので仕方がない。オフ期間はまずはしっかりと体を休め、その後は、与えられたメニューがあるので、しっかりとこなし、練習再開に備えたい。

阿部 勇樹MF 6

スコアに関係なく、次のステージに進めたのはうれしい。油断すれば、サッカーは何が起こるかわからないスポーツだけに、しっかりと戦えたことはよかった。2失点したが、集中して守ることができたと思う。マリオがチームに勢いを与えてくれている。今後もゴールを決め続けてほしいし、サポートしていきたい。

水野 晃樹MF 8

昨年タイトルをとっている大会。連覇を目指している。まだ、先があるので、次も頑張っていきたい。失点につながるようなミスがあるので、修正していきたい。また、まだ今年はゴールが取れていないので、得点を狙っていきたい。今後の試合も勝てるように全力でプレーする。リーグ戦、ナビスコカップ、ともに優勝を目指して頑張ります。