8.8(火) 19:34 第3節
市原
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G大阪
国立競技場
試合終了
HEADCOACH
こういう大会が催されるのは素晴らしいアイデアだし、いい機会だということを話しました。ただ、実際はスケジュールがハードだし、日本代表とも重なってしまった。起こった結果がすべてです。ジェフにとってはすごく最悪な結果となってしまいました。クラブは何も得なかったし、日本代表自体もジェフから得るものはありませんでした。
――― 土曜のリーグ戦に向けては。
とにかく土曜に何が起こるのか見てみるだけです。
――― 早い時間に点を取れなかったのがプレッシャーになったのか。
その質問に答えるなら、最初の10分に3点取っていれば、どんな試合も楽ですよね。今日は最初の10分に点を取っていないだけです。
チャンスがあったので、先に決めることができていれば、うちのペースでできたと思うが……。PKに関しては、いつもどおりギリギリまで待っていた。遠藤くんもボクが待つというのはわかっていたと思うが、我慢できなくなって蹴ったのだと思う。FKに関しては、あそこしかないというところに決められてしまった。相手がうまかった。2失点目は、うちがリスクを冒して前に出た部分があるので仕方がない。もちろん、優勝したかったが、チームとして、いろいろな組み合わせを試すなど、バリエーションが増やすことができたし、日本にないタイプのチームと戦うことができたのは収穫。これを、リーグ戦やカップ戦にいかしたい。
前半はそれほどチャンスはなかったと思う。ただ、セットプレーなどのチャンスがあったので、そこを決めていれば……。また、相手に与えたセットプレーはもったいない。もっと賢くプレーすれば対応できたかもしれない。相手はチャンスを確実に決め、こちらは決定力に欠けた。それが今後の課題。他のチームもいいキッカーがいるので、危険な場所でFKを与えないようにしたい。
優勝がかかった試合だったが、勝つことができずに非常に残念。リーグ戦でも、こういった肝心な、勝負どころで勝ちきれないことが多かっただけに、この悔しい思いをバネにリーグ戦やナビスコカップを戦いたい。ただ、試合内容としては前回よりもよくなっていた。点を取りきれなかったのが敗因。この大会を通じで、選手個人個人が課題を見つけられたと思う。それを修正していきたい。
ある程度攻めてはいたけれど、決定的なものは少なかった。後半はそれほど悪くなかったと思うが、FKからの失点前後は崩れてしまった。後半は全体的にアグレッシブに戦えた。今日は勝たなきゃいけない試合だったので、リスクを冒した部分もあった。PKは阿部を信頼してのことなので仕方がない。それよりも、もっと決めるべき決定機がたくさんあって、決められなったのが問題。