8.23(水) 19:02 第19節
市原
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磐田
ヤマハスタジアム(磐田)
試合終了
HEADCOACH
とにかくジュビロは一人少ない状態で65分間プレーを続けました。まあ、不思議な試合だったと思います。一人少ないジュビロに対し、ジェフは攻め続けました。結局は一人退場したことで、一つのチームは守りに入り、一つのチームは攻めに入った。そして、守りに入ったチームが3点とって、ウチは1点しか取れなくて、そういう結果になりました。ジェフはそれなりにチャンスを作った。実際には点には結びつきませんでしたが。もう一つは、やはり審判の判定はあれでよかったのかと。そこも不思議な判定でした。ただ、結果的には65分間一人少ない状態でやりきったジュビロが優秀です。
─── チャンスを作ったものの最後に足りなかった部分は。
実際、過去4試合、5試合、ジェフは2点、3点取っているわけですけれど、今日の試合は1点しか取れませんでした。しかも、あれだけチャンスを作って取れなかった。なぜ取れなかった、何が足りないかということは、簡単にはいえません。なぜならサッカーというのは、たくさんチャンスを作っても点を取れないことはありますし、ちょっとしかチャンスを作っていないのに多く点を取ることもあります。実際にいえることは、ジェフは1点目をもっと早い時間帯にとっていれば2点目も取れたと思います。あとは得点シーンだけでなく、2点目と3点目の失点は本当に恥ずかしい失点の仕方でした。
─── 前半の西、太田のマークが甘いように見えたが。
その二人の選手はすごくよいプレーヤーだということです。理由はそれだけです。実際、試合の流れでいうと、ジュビロのほうは一人ずつFWを外していき、最終的には3人外して、結果的にはその二人の選手にとってスペースがいっぱいできた。FWがいなくなっても彼らが何かができるという意味では、彼らにとってよい試合だったと思います。
─── 結城選手の前線へ入れた意図は。
結城はウチの一番大きな選手ですし、センタリングを上げてもウチの選手たちが競り合いにほとんど勝てていなかったので、彼を入れました。ウチはFWを増やして3人以上いましたし、中盤は5人以上いる。ということは、ほとんど全体として攻めたわけですが、それでも結果が出なかった。それが現実です。
何かきっかけが必要な気がする。幸い、すぐ試合がある。難しいことは考えず、初心に帰ってボールと人を動かすサッカーをしたい。
勝っていないし、内容もよくない。このあと九州へ移動するので、みんなでいられる時間が長い。しっかり話し合って変えていきたい。