8.26(土) 19:00 第20節
市原
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福岡
東平尾公園博多の森球技場
試合終了
HEADCOACH
まずは、勝利に価する試合ができた。だからといって、アビスパは簡単に勝てる相手ではなかった。ウチに1点が早く入り、選手はボールを動かすことをやめてしまった。確かに1-0でリードしたが、それだけの前半になってしまった。後半はアビスパもアグレッシブにきたが、逆に裏にスペースができ、そこをウチがカウンターでついて追加点を挙げることができた。とにかく、アビスパは簡単に勝てる相手ではなかったといえる。
─── 今日は羽生が右サイドだったが、その狙いと評価は。
羽生には普段、自由を与えている。なぜならば、ものすごく動けるし、ものすごく相手にとってイヤな選手だからだ。前半は2トップの下にいながら、左サイドのアレックスをケアしていたが、彼は1点も取ったし、いいプレーをしたと思っている。
試合前は右サイドというより、いつものように真ん中にいて、守備のときにサイドをケアすればいいのかなと考えていたが、監督からボールを奪ったらサイドに開いてくれといわれた。だから規律を守りながら、バランスをとってプレーするようにした。ヘディングでのゴールは初。でも、みんながあそこまで運んだ得点だと思う。本当は前半から体が重かったので、様子を見ながら代えてくれとベンチには伝えてあった。どうやら点を取る前に代えようとしていたみたいだけど、その前にゴールできてよかった。
いい動きができていなかったのが、ベンチスタートの理由だと思う。個人的にも疲れがあったのは事実。ただ、試合に出たら結果は残そうと思っていた。代わって出場する前に(羽生が)点を取っていたので、とりあえず失点しないように対面の選手を抑えようと思っていた。
連敗していたので、まずは勝つことが大事だった。九州各地から僕のために足を運んでいただき、その声援も届いた。そういう意味でも、勝利を飾ることができてうれしい。相手に押されていた? それはアビスパも中盤でタイトにきていたので、ややもするとアグレッシブさに欠けているように見えたのでは。これまでなら我慢できずに失点していたシーンも、今日は持ちこたえることができたし、チーム全体に気持ちが入っていたと思う。
(交代の理由は)前半の立ち上がりにオーバーラップした際、相手との接触から溝落ちに入ってしまい、息ができなくなったんです。その後も少しプレーは続けましたが、ダメでした。