10.7(土) 15:04 第26節
市原
|
浦和
埼玉スタジアム2002
試合終了
HEADCOACH
このようなお互いによく知っているチーム同士の対戦では、少しのミスが勝敗を分ける。われわれは最初の15分で大きなミスを犯してしまった。首位のチーム相手に80分間一人少ない状態で、しかも1点リードされている中で戦うのは難しい。ただ、最後まで、特に後半はよく戦った。見ている人も、ジェフが一人少ないことを忘れるほどのプレーをしていた時間帯があったと思う。もちろん、レッズは一人多いわけだからチャンスはあったが、ジェフもたくさんチャンスを作った。ただ、とにかくウチは自分たちのミスでこのような形を作ってしまい、もちろんレッズはいいチームだから、そのミスをついて勝つに価するプレーをした。
─── 後半はよかったというが、前半、かなり引いた状態でプレーしていた。それでいいと考えていたのか。
一人退場した時点で、10人の戦いに慣れるまで時間はかかるもの。特に、対戦相手はいいチームだし、簡単に切り替えられるようなショックでもない。だから、前半は10人での戦いに慣れる時間が必要だったということだ。
一人少なくなったけど、阿部さんが下がるのはいつもやっていることなので、特に問題はなかった。ただ、2点目が痛かった。それと、もう少しパスをつながないといけない。
退場どうこうではなく、立ち上がりからロングボールが多かった。昔のようにボールをつなぎ、相手がいやがるサッカーをやらないといけない。そういう意味で前半は選手の若さが出たと思うし、ゲームプランができていなかったのは事実。それと0-1なら守れたが、2点目が痛かった。
一人少ないながらも、後半はチャンスを作れた。首位の浦和レッズを相手に自分たちのサッカーが出来た時間もあった。水野が入って1列前に上がった。とにかく、次に切り替えて臨むしかない。
10人になってしまったので、スペースを消しながら前に出ていくことを心掛けた。ただ、0-2の敗戦だが悲観する内容ではないと思う。もちろん11人で戦いたかったという気持ちはあるが、リズムよく攻めることが出来た時間帯もあった。決め切れない場面もあったので、そういった場面は決めていきたい。立ち上がりナーバスになりすぎてロングボールが増えてしまったのは反省材料。
結城さんが退場になった場面はボクが出て行くべき場面でした。出ていれば、数的不利にはならなかっただけに、今日の敗戦はボクの責任です。PKは一度右に動いてフェイントをかけようと思ったが見事に失敗してしまいました。その後の活躍? 結城さんが退場になってなければ決定的場面を作られてなかったはず。そう考えるとなんともいえない。レッズのサポーターはすごくて、確かにGKとしてはやりにくい面もあるけれど、ジェフのサポーターも多く来てくれた。励みになった。とにかく、次も頑張る。