12.2(土) 14:00 第34節
市原
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横浜FM
フクダ電子アリーナ
試合終了
HEADCOACH
一ついいことは、もう今シーズンはここに座って、なぜ負けたかを説明しなくて済むことです(笑)。これだけ負ければ、毎回毎回何か新しいことをいわざるを得ません。もうアイデアがありません(笑)。今日の試合についてですが、出ていったメンバーからすると、運がどちらに傾いても難しいのは確か。しかも、前半4分に失点してしまっては試合になりません。ベストメンバーなら1点取られても何かやりようがあるかもしれませんが、今日のメンバーで先に失点してしまうとリスクを冒しにいかなくてはならず、今度はそのスキをつかれてしまいます。また、今日の相手はすごくいいチームですから、そんなに簡単にはいきません。ただ、グランドの上で選手たちは最高のプレーをできたと思います。チームとしても個人としてもです。それでも相手は力があるチーム。特に、守るという部分では力があります。そういう意味で、勝つにはもう少し運が必要だったと思います。
(司会者の「何か質問はありませんか」といったあとに)最後なので何でも質問してください。クリスマスはどこに行くのですか? でもいいですよ(笑)。
─── 今季、二番目によかったことは何ですか。一番目はナビスコカップでしょうから。
若い選手が育った、未来を計算できる選手が出てきたことです。例えば水本は最初のころレギュラーではありませんでしたが、今では日本代表に選ばれています。水野も同じく最初のころはレギュラーではありませんでしたが、カップ戦ではMVPも取りました。まったく試合に出ていなかった岡本がレギュラーとなり、最後は誰も知らない青木という選手が試合に出ていけるようになりました。うれしいことです。あとは来年に向けて何が足りないのかを見極めたい。ただ、今年は足りない部分を見極めることができたシーズンだったと思います。とにかく足りない部分を何とかしていこうと思います。
─── レッズが優勝しましたが。
まず、100パーセント優勝するに価するチームだったと思います。去年はガンバが優勝しましたが、一番いいサッカーをしていました。今年は一番いいサッカーをしたチームが優勝したとは思っていません。それは逆の意味でして、ベストメンバーのときのフロンターレやガンバは面白いサッカーをしますが、レッズはサポーターを集め、お金を集め、そしてメディアに注目されています。サッカーにとってはすごく大事な要素であり、それをしっかりやったところが優勝に価すると私は思っています。
─── もし、答えられるようなら、足りないものが何かを教えてほしい。
おっしゃるとおり、この場ではいえません。クラブの中で話し合うことです。あとは、見ている人の中で分かっている部分もあると思います。今のジェフの中で、リミットにきているところです。とにかく、若い選手が育ってきたので、そういう方向でもう一度再編成しようと思っています。
(最後に)この1年間、一緒に働いてもらってありがとうございます。
初スタメン。出る前は緊張したけれど、試合には落ち着いて臨めました。結果を出したかったし、惜しいシュートもあったが決めることができなかった。もう少し、右足の精度を上げていかないとダメですね。マリノスのディフェンス陣は身長が高くて、フィジカルもしっかりしていたので、裏へ抜けることや、スペースでもらって勝負することを心掛けた。ここにきて試合に出ていい経験を積むことができた。これを来年につなげていきたい。
学ぶことがいろいろとある1年でした。自分のプレースタイルが見えてきたし、それにこだわらずに、失点しないことを考えるようにもなった。ただ、何しろ、今年は失点が多すぎて……。来年は、試合に出ること、そして、出たら失点しないことを心掛けてプレーしたい。
いい試合を続けることができなかった。後半のような気持ちを持ったプレーを前半からできるようになるといいが……。速くパスを出す、速くボールを動かすといったことができなかったし、もっとサイドチェンジができればよかった。阿部が後ろにいる分、ボクが相手陣内に入っていったところでのボールの動かし方をもっと考えなければいけなかった。
個人的には試合に出て、つなぎの部分やディフェンスの部分ではある程度手ごたえを感じたが、シュートやラストパスの部分の精度をもっと上げていかなければいけないと痛感した。みんなが走ってしっかりとプレスをかけて走れていたように思うが、最初の失点が痛かった。カウンターからの失点は今後の課題。来年、いい戦いができるように、また頑張ります。