3.17(土) 16:03 第3節
市原
|
鹿島
フクダ電子アリーナ
試合終了
HEADCOACH
サッカーはサポーターのためにやっているもの。そういう意味では、いい試合だったと思う。ジェフにもアントラーズにもいい結果ではないが、日本のサッカーのためにはいい試合だった。ポジティブに考えれば、負けなかったこと、3点取ったこと、そして最下位を脱出したことなどが挙げられる。ポジティブな話をしたほうがいいと思うので、これで終わります。
─── 後半の途中から、新居に代えて工藤を投入したが。
試合開始時点から、ウチは中盤が一人足りなかった。動けているうちはよかったが、後半、疲れが出だしたので、FWを一人減らして中盤を厚くした。実際、工藤を入れてから中盤の確実性が出た。
─── 二度、勝ち越したが。
実際には先制点を許している。ただ、二度勝ち越したあとに追いつかれたのは、自信とかチームの確実性が足りないから。1、2節と負けていることも影響しているだろう。そして、勝ち点を積み上げていくのは、自信を持っているチームだといえる。
─── ダイレクトパスで崩すシーンも見られたが。
ああいうパスやコンビネーションプレーもウチの狙いといえる。ただ、シュートまで持っていけないのが修正点だ。一番の修正点は守備になるが。
点を取ったあとに失点してしまったのが反省点。自分のゴールはうれしいが、結果がついてこなかったのは残念。点が入ったのはいいこと。点が入らないことには勝てない。失点はこれから気をつけていけなければならない。強行日程はたいしたことない。勝ち点3を取るために今後も頑張ります。
自分の点に関しては入ってよかった。これまでの2試合、失点後に下を向くことが多かったので、下を向かず、できることをやろうと思った。その中でゴールが生まれたので、自分の得点に関しては満足している。2戦を終わって自信が欠けている部分があった。今日3点取れたことで、できるということがわかったので、ポジティブに考えたい。
勝ちきれなかった。攻撃の形を作れたのはよかったが、3失点の守備面はやはり課題。声で修正できる部分もあったと思う。失点の場面はみんな前線に上がってしまい、カウンターを受けるというった場面が多かった。上がるのか、上がらないのか、上がった場合はだれがカバーに入るのか。そういった部分をさらに明確にしていきたい。攻撃面で手ごたえを得ただけに、ディフェンスが安定してくれば、チーム状態もよくなると思う。
相手の危険なところに入っていけず、シュートも1本しか打てなかった。もっとしっかりとやらなきゃダメ。最初は最終ラインとFWの間が開きすぎてしまい、ロングボールが多かった。つなぎだしてからは、うまくできるようになったので、最初から自分たちの試合ができるようにしなければいけない。僕が少しでも起点にならないといけない。しっかりとつないで、FWが頑張ってタメをつくっていきたい。