6.9(土) 19:03 第14節
市原
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横浜FM
日産スタジアム
試合終了
HEADCOACH
マリノスのほうがシュートを多く打っているし、勝ちに近い試合をしていたと思うが、結果が逆になっていてもおかしくはない。前半はマリノスが自分たちのサッカーをしていた。ウチはボールを動かせなかった。それに、オフサイドにはなったが、マリノスは前半のうちに1点とっていたともいえる。バーに当たったシュートあった。後半はウチの動きがよくなり、逆にマリノスが落ちたが、相手は必要な時間帯に点を取って勝利につなげた。マリノスに退場者が出てからは展開が変わったが、点を取るには不十分な攻撃だった。
─── 相手が10人になってからもノーゴール終わったが、どうしたら点を取れたと思うか。
直接答えたほうがいいのか、それとも包んだほうがいいのか。では、ダイレクトに回答するが、点を取るだけの選手がいないからといえる。ウチの選手がどれだけ点を取っているか、データを見れば分かってもらえるはずだ。レッズはFWで10点以上取っている。ウチはFWで2点しか取っていない。
─── いつものダイナミックさも欠けていたと思うが。
まず、マリノスはいいチームだ。そのいいチームに対して、ダイナミックなサッカーをするのは簡単なことではない。そうはいっても、後半はウチのサッカーができていたと思う。今のジェフは結果が出ていないので、そのプレッシャーがある。守って攻めるチームなら、そのプレッシャーも軽減されるが、ウチは自分たちでボールを動かすチーム。そういうスタイルのチームが、このプレッシャーを背負って戦うのは大変だ。これは、日本だけではなく世界的にも同じことがいえる。
─── FWが2得点ということで、特に巻が心配だが、状況はどうなのか。
まず、巻のことは巻に聞いてほしい。私は答えられないし、巻に聞いても答えないかもしれない。どのような角度から見ても、彼はウチの一番のFWだ。彼は努力を惜しまないプレーヤーだし、試合の中でも戦っている。彼も苦しいだろうし、チームも苦しい。彼のゴールを待っているし、一番大変なのは彼だろう。
うまくサイドチェンジができていないのが問題。ガンバ戦、今節と2トップで試合に臨んだが、ディフェンスの部分で、どこでボールを奪うのかといったところがわからなかった。2対1の場面を作られることが多かった。
代表としてチームを離れていて、チーム作りで難しい面はたしかにあったが、逆に、代表で得たものを今日の試合でチームに返さなければいけなかったのに、できなかった。それが一番残念。次も1週間あく。いいコミュニケーションをとりながら、次の試合に向けて、いいトレーニングをしたい。
結果がついてこないからもやもやしている。今日の試合はゲーム前から自分たちにとっても、相手にとっても難しい試合になると思っていた。前半はうまくしのいだが、後半、リズムに乗れなかったのがダメ。ロングシュートがバーに当たる場面もあったが、1チャンスを決められてしまった試合。失点の場面は人数が足りなく、僕が慌ててサイドに出ていって、一歩遅れてしまい、相手にセンタリングを上げられてしまった。もっと厳しくいかなければならないし、前半、相手FWを自由にさせすぎたように思うので、そういった反省を次にいかしたい。
ディフェンス面では失点以外はある程度耐えることができていたと思うが、攻撃面でマイボールになってからのつながりの部分があまりよくなかった。相手が1人少なくなったということもあり、展開によっては、もう少し早い段階でクロスボールをいれてもよかったのかもしれない。