9.1(土) 19:04 第24節
市原
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新潟
東北電力ビッグスワンスタジアム
試合終了
HEADCOACH
私が監督に就任してからアルビレックスはジェフのホームで2回勝っているし、ジェフはアルビレックスのホームで2回勝っている。そういう意味では両チームともにサポーターを悲しませている。特にアルビレックスは4万人を動員できるチーム。今日の試合は前半と後半でまったく違う試合をしてしまった。前半はなかなかいいプレーができなかったし、後半は最高のプレーとはいえないが、いいプレーができた。今日はそれで勝てたが、次からはこういったプレーでは勝てないと思う。それでもアルビレックスという5位のチームに対して勝った。残留するためにはうちは勝ち点が必要なので、ここでしっかりと勝ち点3を取れたことに満足しています。
─── 0-0のときに青木選手、新居選手の2選手を投入したがその狙いは?
狙いはもちろん点を取ることです。それで点が取れたので今日はよかった。
─── 巻選手、水野選手を交代させた理由は。
もちろん巻と(水野)晃樹は代表に選ばれるいい選手。逆にいうとアルビレックスはこの2人を抑えようとすごく慎重になる。その中で彼らが大きな仕事をするというのは簡単ではない。あの2人に代えて違うタイプの2人が入った。2人は体力的に入ったばかりで力を発揮できるシチュエーションでもあった。
特に試合に入るにあたっての指示はなかったが、0-0という状況だったので、何としてもゴールを奪おうという気持ちだった。(青木)孝太が左サイドで相手と1対1になったので、あいつなら絶対に上がってくると信じてニアに入った。それが得点につながって本当によかった。チームとしては前半は少し流れが悪かったが、後半はスペースを作ることができて、攻撃のリズムができた。この試合で勝ち点3を取れたのは大きいがまだまだこれを続けていかなければ、前半戦で負けた分を取り返せない。これからが正念場だ。
相手はもっとアグレッシブにくるかと思ったがそうでもなかった。ディフェンスラインをある程度高い位置で保つことができたのがよかった。1-0で勝つ形ができたので、これを続けていくことが大事。ここで間があいてしまうのがもったいないぐらい、ようやく自分たちのサッカーができるようになってきた。
連戦で両チームともに疲れがあった。100パーセントのコンディションではなかっただけに、内容よりも結果、勝ち点3を絶対に取るという気持ちだった。その中で前半は失点しないことを前提に戦った。そうすれば後半に必ずチャンスが来ると思っていた。予想どおりの試合展開だった。1点をリードしても、少しでも集中力が切れれば失点すると思っていた。そういった面では最後まで集中力を保つことができた。個人的には意識的に前にいければと思っている。そこでチャンスが生まれるし、実際に前半は前に出ていくプレーでチャンスを作れていた。そういったプレーを今後も増やしていきたい。