9.22(土) 15:01 第26節
市原
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大宮
さいたま市浦和駒場スタジアム
試合終了
HEADCOACH
昨年、うちと名古屋がジェフのホームで試合をしたとき、ものすごく芝が悪く、試合後にコメントを求められたが、試合内容についてはコメントができなかった。今日もすごくピッチ状態が悪く、コメントは控えたい。サッカーにならなかった。
─── 芝に加え、暑さもあった。そのため前半はロングボールを多用したのか。
意図的にやったわけではないが、ああなってしまった。私は前半にサッカーをしているのを見ていない。ただボールを蹴りあっているだけだった。
─── 前節、今節と途中から10人になったが、前節は4-2、今節は1-0。どちらがうれしく感じるか?
前節はそれなりの芝でやった試合でした。今日はこの状況なので何もいえない。もちろん、芝の状態がどちらに有利ということはない。このピッチでは両方ともプレーはできない。大宮アルディージャにとってもこの芝でサッカーをして勝つというのは難しいと思う。
埼玉スタジアムで浦和レッズに勝つほどの力を持っている大宮アルディージャだから、芝がよければもっとできるという部分はあるんじゃないですか。清水エスパルスに対しても、芝がよければ引き分けに持っていくことができる。なんでここを選んでわざわざ試合をするのかわからない。
─── 事前に芝が悪いのはわかっていたと思うが、戦術的に変えた部分はあるのか。
うちにしても、大宮アルディージャにしても同じだが、当然、いい試合をしようと準備している。その中でこのような芝の状態ではいいゲーム、いいサッカーはできない。そして、いいサッカーをしない準備というものはありません。だから両チームにとって難しかったと思います。このような悪い芝に対して何かを準備するというのは私が若いせいかもしれないが、方法がない。
─── 前半戦は結果がでなかったがここにきて4連勝。チームに変化は現れたか。
前半戦は内容のいいゲームもあったが勝てなかった。選手が自信を失っていた。正直にいって、チームとして何か変化があるとは思わない。ただちょっとしたきっかけで結果が出れば勝ち点も増えるし、自信もついてくる。ときには内容が悪くても勝つ試合があるだろうし、今日のように1点しか取れなくても失点しなければ勝つゲームもある。
ケガの状態は万全ではなかったが、いけるところまで全力でいこうと思っていた。試合に出て、勝つことができたのはよかった。交代のタイミングは自分からいった。グラウンドの状況は確かに悪かったが自分としてはそうれほどやりづらくはなかった。シュートの場面はやりづらそうだった。いいボールを落としても、そのボールをうまくシュートできない状況にあった。
グラウンドが悪いということでセットプレーで試合が決すると試合前に監督が話していた。うちのほうにそれが転がり込んできたということ。最後の最後に危ない場面を作られた。それを考えると2点目を取っておきたかったという気持ちはあるが、今日は辛抱強く守ることができたのでよかった。
ゴールの場面は足を伸ばして当てられればという感じだった。入ってよかった。これまでもチャンスがあってもなかなか決められなかったので、本当に今日のゴールはよかった。ただ、守備面では後半にピンチを作られる場面もあったので、そういったところは次に向けて修正していきたい。
よかったことは勝ったこと。これまでだったら失点してしまう場面でも集中して守ることができたのが完封の要因。ただチャンスのときにしっかりと2点目を奪うこと。守備面でもピンチがあったので次節に向けて修正していきたい。
今日は出るタイミングがわからずいい調子に持っていくのが難しかった。いつもより自分のプレーを出すことができなかった。最初は動けたけど、その後持続性がなかった。レイナウドは裏へ蹴ってくれるのでやりやすいが、あとは自分のもらう位置とパスの精度が上がればもっとよくなると思う。思い切って点を取りにいこうと思ったけれど、うまく枠を捉えることが出来なかった。反省です。