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2007 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

10.6(土) 16:05 J LEAGUE DIVISION1 第28節

ジェフユナイテッド千葉

市原

1-0
0前 半0
1後 半0
ヴァンフォーレ甲府

甲府

山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場

試合終了

HEADCOACH

アマル オシム監 督

今日の試合は厳しかったし、もちろん厳しい相手でもあった。もうひとつ、5連勝しているということがプレッシャーにもなっていた。今日の試合に関して、正直少し恐怖を抱いていた。最後には自分たちが望んでいた結果になった。

前半は自分たちの思いどおりに試合が運べなかったし、それはすごくモチベーションの高い対戦相手があってのこと。逆に、後半は自分たちの流れに持っていけたと思う。

後半にはそのように自分たちのリズムに持っていけたので、ゴールを決められるチャンスを作ることができたと思うが、実際には最後の瞬間までゴールが入らなかったので、試合は0-0で終わってもおかしくないと思っていた。最後にはあのようにゴールが入った。ヴァンフォーレにとっては、2試合続けて、試合終了間際に失点は厳しいと思う。

─── 6連勝ですがこれまでとの違いと、恐怖を抱いていたにもかかわらず、最後には勝てた要因を教えてください。

勝ち続けることの理由を述べるのは簡単ではない。今日、なぜ勝てたかというと、今までの積み重ねがあったから。逆にいうと、いままでの連勝を消したくないという気持ちがあったからといえるかもしれない。

─── マークの受け渡しができているように思うのですが、それが好調の原因のひとつだと思いますか?

勝っているときは何をやってもうまくいっているのではないかという指摘を受ける。正直にいうと、私はそういう問題ではないと思う。結果が出ていないと時とさほどやっていることは変わってないと思う。ただ、サッカーをやっていくうえですごく重要な要素として、自信を持ってやれるかどうかということが大事。いまは自信を持ってやっているので、ちょっとしたミスが失点につながらないということもあるし、カバーリング、受け渡しがうまくいっていると取られるところもあるでしょう。

─── 後半44分まで点を取れない攻撃面をどう評価するか。

最後に1点取れただけなので、それ以前のシュートの精度はよくなかったといえるし、ラストパスの精度もそれほどよくなかったそれは事実。ただここ最近のゲームでは、そういったところがうまくいっていたので点が入っていたが、今日はそこがうまくいってなかったので、1点しか取れなかった。

─── 次節浦和戦について。

ひとつだけわかっているのは観客席は満員だろうということ。かなりたくさんのレッズのサポーターがくると思うが、それでもジェフのサポーターのほうが多く来てくれると思います。試合がどちらにころぶかは見てみましょう。

青木 孝太FW 29

ゴールの場面はまずは敵より先に触ることをこころがけた。触ればゴールを決められると思った。去年、Jリーグ初ゴールを上げたスタジアムでもあるし、チームが6連勝となる試合の決勝点を取ることができて本当によかった。

水本 裕貴DF 4

90分を通してうちのリズムで戦えたという試合ではなかった。とくに前半は相手のリズムにうまく対応できなかった。後半は少しチャンスを作ることができた。自分たちの中には最悪ドローでもいいという気持ちがあった。ディフェンスラインは失点をゼロでいくという意思統一はしっかりと取れていた。相手は背の高い選手を後半途中から投入してきたので、意識した僕と(中島)浩司さんとでセカンドボールを拾うようにしていた。最後までラインを上げて、コンパクトにできたことが無失点に抑えられたことにつながった。

中島 浩司MF 15

ヴァンフォーレの戦い方は特殊なので、最初はうまく戦えなかった。それだけに、苦しい戦いになった。ただ、ディフェンスラインについては、しっかりと対応し、あわてることなくプレーできたと思う。自分たちのサッカーはあまりできなかったが、最後は狙ったとおりの展開。もっと早くにゴールを奪うなど課題はあるものの、あの時間帯に点を取れるような試合をしてきたから勝つことができたと思う。

佐藤 勇人MF 7

自分のロングシュートが入って試合を決めたかったがバーに嫌われてしまった。最後の部分は引き分けでもいいという思いもあったので、リスクのかけ方が難しかった。(青木)孝太のゴールシーンはまず前にスペースがあった。あそこに走れば相手はついてこれないという自信があったので走っていった。そこでレイナウドと目があってパスが出てきた。センタリングに関しては、ヤマが見えたのでファーに蹴ろうと思ったが、ゴールから遠ざかるようなボールではチャンスが少ないと重い、孝太を目があったので孝太に出した。孝太がいい勢いで飛び込んできてくれた。チームとして優勝はなくなってしまったので、記録をつくりたいという気持ちはあった。今後もさらに記録を続けていきたい。

山岸 智MF 16

6連勝は素直にうれしい。ただ、厳しい試合だった。なかなか点を取ることができなかった。その一番の要因は攻撃の際にサイドチェンジがいつもより少し遅かったと思う。もっといい戦いができるように、今後も頑張ります。