カップ戦というものは、どのリーグのチームだとか、リーグでも上位、下位とか、そういうことがあまり関係なく、その試合の出来だけで結果が出たりするものだ。いま、実際にJ1のチームがJ2のチーム、JFLのチーム、大学のチームに苦戦しているようだし、うちの場合はJ1のチームが相手だったが、何人かのスタメンがケガでいなくて、プラスあのような形で立ち上がりに2点も失点すると、試合自体が難しくなってしまう。先に2失点してからでも、普通にプレーできるほどうちは強いチームではない。サンフレッチェ広島戦で0-2から2-2に追いついたが、ああいった試合が毎回出来るわけではない。それでも何とかしようとして、やれることをやったが、結果は出なかった。逆に、今日の相手はすごくよかったと思う。今日の試合にいたっては、大分が勝つに値する試合をしたと思う。

1点目を取られるのが早かった。パスミスが多く、うまく自分たちの流れでプレーすることが出来なかった。あわてずに立て直したかったがまたすぐに失点してしまった。試合前には天皇杯はいつも早い段階で負けてしまうので、今年は絶対に結果を出そうとみんなで話もしていた。それがこんな結果になってしまい本当に申し訳ない。ディフェンスラインが下がりすぎてしまった。もう少し押し上げられればよかったが、うまくできなかった。そのため、相手にもあまりプレッシャーがかからなかった。攻撃面でもあわててしまい、ボールを奪われてカウンターという形をいくつも作ってしまった。攻守に課題の多いゲームとなってしまった。

立ち上がりの15分、20分うまくプレーできず、それが1-3という結果になってしまった。セットプレーから失点してしまったため、全体的に前へ前への意識が強くなりすぎた。そのため、近くに味方があまりいなくて、うまくゲームを組み立てることが出来ず、なかなか相手ディフェンスを崩すことができなかった。また、トリニータは、ボールが入るところにプレッシャーをうまくかけ、ボールを奪っていた。前の対戦とは少しやり方を変えてきており、やりづらかった部分もあった。

1-3で負けている状態から入ったので、戦い方が難しかった。その中でまずは失点しないこと。そして、100パーセントの力を、求められていることをしっかりやろうとプレーしたが、リズムを思うように変えられなかったので本当に悔しいし申し訳ない。天皇杯はこういった結果になってしまって申し訳ないが、残りのリーグ戦は今日の反省をいかし、しっかりと戦いたいと思います。

サイドでのプレーはいろいろ難しいと今日のゲームで痛感。自分の経験のなさ、実力のなさを感じた試合でした。これを決して無駄にせず、これから頑張っていきたい。