11.10(土) 16:04 第31節
市原
|
G大阪
万博記念競技場
試合終了
HEADCOACH
今日の試合は持っている力の85パーセントは出せたと思う。自分たちとしてはせいいっぱいやったつもりだったが、すごくいい相手だったので、実際には前半しかキッチリプレーできなかった。対戦相手がほかのチームで、今日のうちの状態であれば勝てたかもしれない。対戦相手がガンバだったため、今日は敗戦という結果になってしまった。
─── 後半11分に巻選手、ジョルジェビッチ選手に代えて、レイナウド選手、水本選手を投入しましたが、予定どおりの交代ですか? また、交代の狙いを教えてください。
あのような形で代えることは考えていませんでした。一つはジョルジェビッチが90分間プレーするコンディションにない状態だった。もう一つは、うちのベンチにはいいFWを2人抱えている。そういう意味で交代した。交代の時点では0-0だったが、その前にガンバに二つ、点をとってもおかしくないチャンスがあった。あの時点で、このままではガンバに試合が傾くと思ったので交代した。
─── 前半と後半でガンバ大阪に変わった点は?
ガンバは後半いいプレーをした。そこがうちとの差。ガンバの持っている質の高さといえる。もちろん、ガンバがいいプレーをして、うちも同じように対応できればよかったが、それができないのが差。
─── 前半は工藤選手がしっかりと遠藤選手をマークしていたが、後半、遠藤選手がかなりフリーでプレーをしていたように思います。
遠藤一人の問題だとは思わない。工藤自身も遠藤が彼を見ていない時間帯にすごくいいプレーをしたし、そこはリスクを冒した部分だ。また、うちに遠藤を抑えるディフェンシブな選手がいれば、逆にそういう選手を遠藤につけて、工藤はもう少し自由に攻撃に専念できたが、今日は残念ながらそういった選手がいなかった。確かに今日、遠藤はチャンスを作ったが点は取っていない。そういう意味では遠藤一人ではなく、後半はガンバ全体がよくなった。うちは全体的にそれにつけなかったと思う。私は今日の工藤のプレーに関してはすごく満足しています。
─── ガンバはナビスコカップに引き続き3バックで今日の試合に臨んできましたが……。
正直、ガンバが3-5-2でくるとは思っていなかった。なぜなら、3-5-2でやってくれるほうがうちにとっては楽だからです。そういう意味では前半はしっかりと戦うことができた。ただ、後半に両チームが勝ちにいけば質の差が出る。負けたのはシステムの問題ではない。
前半は上手くいっていたが、失点してから崩れてしまった。後半、ガンバが中盤をとばしてやり方を変えてきたのに上手く対応できなかった。失点した後は、相手のペースにはまってしまったのが悔しい。次のホームに向けて、とにかくトレーニングからしっかりやっていくしかない。とにかく頑張ります。
コメント
前半は、ここ数試合に比べて悪くはなかった。とても集中して試合に入ることができたが、残念です。応援してくれたサポータのためにも、とにかく次のホームは、頑張ります。
サンフレッチェ広島戦、天皇杯の大分トリニータ戦と負けていて、いい試合ができなかったのはファンの人に本当に申し訳ないと思っている。それだけに、今日は前半からアグレッシブにプレーしたいと思っていた。前半はそういったプレーがある程度出来ていたが、その時間帯に僕ら攻撃陣が点を取れなかったのが0-2という結果につながってしまった。FWの選手として深く反省しています。